神社のお祭りに芸能を奉納することについて(平成19年8月14日回答)

意見・提言

  学校教育であれもやりこれもやりと詰め込んでは、学校がパンクしてしまいますが、例えば、神社のお祭りに奉納される芸能がその一端を担うということはありうると思います。
  そこで、川口のSKIPCITYにならって、コンペティションを提案します。一案ですが、演劇作品を募集します。条件は「金鑚神社(など)へ奉納する」です。見えなくなってしまった大事なこと、驚嘆すべきこと、畏怖すべきこと、歓喜すべきこと、守るべきこと、などが表現されることを期待します。
  このコンペによって、面白い物語が本庄に浸透することで、地域の創造性と想像力(道徳含む)の教育力は向上すると考えます。
  また、これもコンペの一案ですが、塙保己一先生や「群書類従」にあやかって、条件として「古典文学、昔話、歴史資料などを素材にしたもの」で、これも想像力が大テーマです。
  教育と文化活動がごちゃまぜになってしまった内容ですが、この提案で、よいところわるいところなど指摘していただければとても幸いです。

回答

  ○○様のお手紙のとおり、「想像力と創造性の教育」は、今日の教育で必要とされる、一つの大きな課題であろうと思います。
  さて、「神社のお祭りに奉納される芸能」につきましては、すでに市内のいくつかの小学校では、総合的な学習の時間におきまして本庄市指定民俗文化財のお神楽や万作、獅子舞等を学習し、神社等で「上演」をしております。ご承知のとおり、行政におきましては政教分離の原則もございますので、神社への「奉納」を前提に事業を実施することは難しいと思われますが、子どもたちの日ごろの活動を発表するために神社等での「上演」は行われているようです。また、本年度は、市内の10団体で「伝統文化子ども教室」の補助事業が実施されており、それぞれの団体によって、地区ごとに「上演」等の発表活動など、民俗芸能をはじめとする伝統文化の継承活動が行われております。
  このように、本庄市の子どもたちにおいても、この地域の伝統文化に触れ、「郷土」の芸能等に接する機会が増加しており、市もまたこのような学習機会についての協力を行っております。しかしながら、このような伝統芸能等の伝承や発表は、「想像力と創造性の教育」には直接つながっていないこともまた事実であろうと思われます。
  ご提案にございました子どもたちを対象とした演劇作品の募集につきましては、子どもたち自身でさまざまな「想像力」を働かせるといたしましても、それを演劇作品に仕上げる場合にはやはり、一定の知識と技術を持った指導者が必要であろうかと思われます。現在の本庄市におきましては、伝統芸能等の指導者は数多くいらっしゃいますが、創造的な演劇作品のコンペティションを実施できる指導者の数につきましては、不足していることも実情であると考えられます。
  このような指導者の養成につきましても、今後の生涯学習の中で取り組んでいかなくてはならない大きな課題であろうと思います。また、市民の多様な志向性に沿ったさまざまな指導者の掘り起こしも必要な課題であろうと思われますので、○○様からのご提案を踏まえながら、「想像力と創造性の教育」という理念に近づけるよう、努力してまいりたいと考えております。

(平成19年8月14日回答)

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