災害時のペット同伴避難について(平成30年8月24日回答)

意見・提言

 災害時におけるペット同伴避難については、本庄市では現在どのような対応ですか?近年の大きな自然災害は記憶に新しいですが、ペット連れは避難所に入ることすらできない門前払いのケースを耳にします。ペット同伴者は車で避難生活を送り、飼い主がエコノミークラス症候群で命を落とすという悲惨な出来事がありました。最近は、スペースを区切りペット同伴を受け入れる避難所を開設する自治体も出てきたようですが、まだまだ少なくすぐに満杯と聞きます。それだけペット連れ避難者が多いのに対して受け入れる器が足りないということです。

 そこで提案します。ペット同伴避難者専用の避難所を、学校なら出入口付近の教室を充てて他と区切るなどして開設してください。ペットがいても大丈夫な避難者も可としてください。トラブルを避けるため、一目でわかるよう「ペット同伴者専用避難所」のロゴの考案も有りかと思います。また、仮設住宅も同様としてください。このことによって、エコノミークラス症候群などの二次災害を防ぐとともに、ペット同伴避難者となりうる住民の不安軽減になり、避難所を特定することでペット食料、用品などの支援物資が届きやすく、配布しやすくなります。

 現在は、“ペット”ではなくライフパートナー=家族として大切にしている方が以前よりはるかに多くなっています。”ペットに対する意識、災害に対する不安など、時代が変わっています。早急の対策を希望します。

回答

 ペットとの同行避難への対応についてご提案をいただきましたが、○○様の仰るとおり、近年、ペットは家族の一員であるという意識が一般的になりつつあることから、ペットと同行避難することは、動物愛護の観点からだけではなく、飼い主である被災者の心のケアへの観点からも重要になってきています。

 一方で、東日本大震災の被災市町村へのアンケート調査結果によりますと、避難所でのペットによるトラブルでは、犬の鳴き声や臭いなどの苦情が最も多く、放し飼いにされた犬が寝ている避難者の周りを動き回っていたなど、飼い主による適正な飼育が行われていないことによるトラブルが多く見られたとあります。また、自分のペットへの過度の要望を通そうとする避難者がいたなどの意見も各地で報告されています。

 本市では、小中学校や文化会館などを避難所として指定し、各地域にお住まいの方々が、災害時に速やかに避難できるような配置としています。このため、特定の避難所をペット同行避難者の使用に限定することや、新たにペット同行避難者専用の避難所を設けることは難しい状況であると考えています。

 避難所では、さまざまな価値観や背景を有する人達が、限られたスペースで共同生活を営むことになりますので、本庄市地域防災計画では、居室へ動物を入れることは盲導犬などを除いて原則禁止としていますが、他の避難者の同意を得た上であれば、敷地内の屋外に飼育スペースを設置したり、収容能力に余裕がある場合には、居室以外の部屋に飼育スペースを設けることができるとし、避難所でのペットとの共存について配慮をした内容としています。

 そのため、ご提案いただきました取り組みについては、他の避難者の同意とスペースの空き状況に応じて、避難所ごとに検討し可能な範囲で実施すべきと考えています。

  (平成30年8月24日回答)

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