本庄早稲田駅周辺の開発について(平成21年12月17日 回答)

意見・提言

 自分は4年前から都内で勤務しておりますが、連休時には時々帰省し本庄市内の散歩などをよくしております。最近帰省するたびに大変残念な気になっていることに早稲田リサーチパーク地区(本庄早稲田駅周辺)の開発状況があります。
  自分は以前よりマラソンが趣味で本庄早稲田周辺には小学生の頃からよくトレーニングや散歩に出かけていました。最近、帰省時に現地に出かけると以前の緑は次々と壊され、建物の建設が進み、本庄市内側の大久保山はほとんど無くなっていました。更には本庄早稲田高校に向かう桜並木までが最近伐採され、今までの魅力が半減しています。
  ホームページには「大久保山の緑に包まれた~」とのタイトルで開発計画が掲載されていますが、目標は新幹線の乗降客数や人口増加数など目に見える数値目標ばかりが並び、結局はインフラ、開発ありきの計画ではないかと危惧しております。
  民主党新政権が「コンクリートから人へ」の方針転換を打ち出しているように、ハコモノ中心の開発が今の本庄市にそれほど必要なのでしょうか?自分にとって本庄市の魅力は大久保山やその周辺の田園風景、利根川など豊富な自然にありました。今の本庄市は従来公共事業の延長でハコモノ優先で自然を壊している日本の他の自治体とあまり変わらないと思われます。このような市に自分は将来戻り住みたいとは思いません。本庄市の大きな魅力である自然を残す行政への転換を希望します。
 

回答

 子どもの頃から慣れ親しんだ、大久保山やその周辺の田園風景への想いが伝わってまいりました。
  現在、本庄早稲田駅周辺では、「本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業(施行者:独立行政法人 都市再生機構)」が施行中であり、平成25年度完了を目指して新たな本庄市の顔となるまちづくりを推進しております。現場では、道路や駅前広場などの整備、宅地造成などの工事が進められております。
 ご意見の中でご指摘いただきました「桜並木」でございますが、ここは、面積約3,300平方メートルの「本庄早稲田駅南口駅前広場」を計画している箇所でございます。したがいまして、非常に残念ではございますが、事業進捗にともない、施行者により伐採をさせていただきました。しかしながら、その南にある「早稲田調整池」に接して現存する松につきましては、現状のまま残すような形で計画しており、本庄早稲田駅南口をご利用になる方々等の心を和ませる松となりますよう考えております。
  次に、「本庄市の魅力は、大久保山やその周辺の田園風景などの豊富な自然にあり、そうした自然を残す行政への転換を希望する」とのご意見でございますが、確かに、大久保山の一部は切り崩され、また、田園風景の一部も失い、私も心を痛めた時期がございました。現在行っております本庄早稲田駅周辺の区画整理事業では、そのことに十分配慮し、「豊かな自然環境と調和したまちづくり」を一つのコンセプトとする「本庄早稲田の杜づくり」と称したまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
  例を挙げますと、駅周辺に整備されます「緑地」につきましては、新幹線高架構造物を景観的に和らげる常緑樹や花木の植栽を予定し、幹線道路となります「中央通り線」沿線には街路樹としてケヤキの植栽を、男堀川沿いにはシダレ桜を植栽する予定となっております。また、男堀川に接する「調整池」につきましては、この地区に生息している「おおたか」に配慮し、降雨後に限らず常時水面を保つことにより生物生息の環境をつくりだし、そのえさ場となるよう築造する予定となっており、今ある環境に十分配慮したうえで事業の推進を図っております。
  なお、調整池の中には、北泉小学校の児童のアイデアを生かし、魚の形をした島もあわせて造る予定となっております。こうした植栽計画につきましては、ワークショップ形式による、地元地権者をはじめとした多くの市民の方々にご参加をいただき、策定されております。
  今後駅周辺では、幹線道路であります東西通り線及び中央通り線の一部供用開始や、北口駅前広場の完成に向けた工事、南口駅前広場の工事着手など、事業完了に向けさまざまな工事が予定されております。将来的には、「本庄早稲田駅周辺区画整理事業」の区域及び「早稲田リサーチパーク地区」等を含めた約220ヘクタールの範囲を「本庄早稲田の杜づくり」としてさらにPRし、本庄市の新たな顔として「心地の良いまち」となるよう努めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
 (平成21年12月17日 回答)
 

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