【新型コロナウイルス関係】救急車の感染予防対策について(令和2年8⽉26⽇回答)

更新日:2020年12月25日

意見・提言

先日、私の家族が自宅で体調が悪くなり、私一人での対応が難しいため救急車をお願いしようとしました。ですが、新型コロナウイルス感染症が流行している中で、不特定多数の方々が利用している救急車を利用した場合の感染リスクを考えたら、救急車を呼ぶことができませんでした。その時は何とか医療機関を受診できましたが、今後、救急車をお願いしなければならない時もあるかと思います。

この事を踏まえてお聞きしたい事があります。救急車は新型コロナウイルス感染症に対して除菌等はどのように行っているのでしょうか。また、人対人の感染症である事から救急車の隊員の方々はどのような感染症対策を取っているのでしょうか。医療機関では、処置ごとに装着しているものは破棄していると聞きます。今の救急の現場でもそのような対応をされているのでしょうか。

回答

  救急車による救急搬送は児玉郡市広域消防本部が管轄しており、同消防本部は児玉郡市広域市町村圏組合が設置している組織ですので、同組合の管理者としての立場からお答えします。

救急車で搬送する際には、国からの通知等に基づき、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を講じており、新型コロナウイルス感染症を含め感染症の疑いがある方を搬送した場合は、車の内部、資機材及び装着品など全てを消毒しています。

また、救急隊員の感染症対策ですが、119番通報を受けた際に新型コロナウイルス感染症の症状の有無を確認し、感染症が疑われる場合は、感染防止衣、感染症対策用マスク、また手袋は二重にし、更にゴーグルや靴カバーを装着して出場しています。手袋や靴カバーは1回の使用で廃棄し、感染防止衣や感染症対策用マスクは使用の都度消毒を行い、数回の使用で廃棄しています。ただし、搬送患者の血液や体液などが付着した場合は、1回の使用でも全て廃棄します。

児玉郡市広域消防本部では、今後も、これらの感染症対策を継続し、市民の皆さまが救急車を安心してご利用いただけるよう努めて参ります。

(令和2年8月26日回答)

この事業の担当課

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