【新型コロナウイルス関係】冬季に向けた日常生活と部活動の不安について(令和2年11⽉30⽇回答)

更新日:2021年01月18日

意見・提言

8月末から9月初旬の、市内における新型コロナウイルス感染症拡大期の「市長の動画メッセージ」は、その都度拝聴いたしました。感染拡大を防ぐ想いを強く感じ、大変心強く感じました。おかげさまで日常生活や学校生活における不安も解消されつつありますが、同時に冬季に向けた日常生活と部活動について不安に感じることがあります。

日常生活については、緊急事態宣言解除後、日常的にマスクを着用しない方が増えてきています。会食が感染要因の一つとしてある中、マスク無しで会話をしながらの会食の光景が日常となっています。「飛沫から空気感染につながること」を防がない行為が、リスクにつながると感じていない方が多いように感じます。冬季の感染拡大防止のため、日常的なマスク着用はもとより、マスクを外さざるを得ないときや、飲酒を含む外食などの際の注意事項について、強く発信していただきたいと思います。

また、部活動については、名目上「部活動」と「クラブ活動」に分かれているようですが、部活動終了後に引き続きクラブ活動となり、10月に入っても帰宅時間は19時をまわる事があります。「部」と「クラブ」を同一活動と認識をしている私の視点では、活動時間が守られていないと感じます。また、現在のコロナ禍の中、他校との練習試合の際には、子どもたちを各家庭が個別に送迎しています。今までは当番制で月に1~2度の送迎でしたが、9月の大会前期間における練習試合は、土日毎の試合設定で送迎をしていました。10月の中間テスト終了後も土日に練習試合が組まれるようになり、隣接市町村以外の地域への送迎に、感染症へのリスク管理というものを感じません。加えて、家族単位での送迎のため、1試合の練習試合のために十数台が送迎をする事態が週末の日常となっていることから、保護者の肉体的、精神的負担が大きいと感じます。週に一度、隣接他市町村までの遠征が好ましいと思います。

回答

ご心配されておりますとおり、マスクを外した状態での会話は、飛沫感染のリスクが高まります。感染防止のためには、お一人お一人が自分の行動に責任を持ち、こまめな手洗いや日常的なマスクの着用、会食の場面での感染防止対策など基本的な対策を徹底し、感染のリスクを出来るだけ少なくすることが大切です。市でも、広報紙やホームページ等で繰り返し市民の皆さまにお伝えして参りましたが、感染の収束の兆しがなかなか見えない中、緊張感を持続することが難しい状況であると思われます。市では今後も引き続き、感染防止の徹底を呼び掛けて参ります。

次に、部活動についてですが、教育委員会に確認いたしましたので、その回答に基づきご説明いたします。部活動は学校の教育活動の一環として行われています。市内公立中学校では、各校で部活動方針を作成し活動時間等を定め、その範囲内で実施していますが、一部の学校では、部活動後に続けて、スポーツ少年団等の社会体育としての活動が行われているところもあります。社会体育としての活動は、教育活動の一環である部活動とは別のものですので、教育委員会としては部活動の延長とならないよう指導をしており、今後も適切な部活動の運営が行われるよう指導していくとのことです。

また、練習試合については、原則として県北部(児玉・大里・秩父)地区、及び同地区に隣接する市町までを活動範囲としており、移動の際の感染防止策を徹底し、保護者等の参観についても原則遠慮していただいています。活動日に関しては、県大会前などの例外を除き、平日には少なくとも1日、週末は1日以上の休養日を設けることとしています。

コロナ禍における部活動の実施につきましては、保護者の皆様には感染リスクへの不安など、精神的負担や送迎等でもご負担をお掛けしていますが、教育委員会では、感染防止策を徹底した上で、保護者の皆さまの負担を軽減できるよう適切な部活動運営について指導していくとのことですので、ご理解いただきたいと思います。

(令和2年11月30日回答)

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