障害者日常生活用具給付の対象について(令和4年3⽉3⽇回答)

更新日:2022年09月22日

意見・提言

本庄市障害者日常生活用具給付の対象について、是正並びに条件の改正をお願い致します。

本庄市の偉人、塙保己一生誕の地でありながら、いざ申請になると資料もなければ、点字図書館なる所に連絡しても点字用具の説明しかなく、あまりにも視覚障害者の日常生活用具が現代にそぐわない事が判明し、生活用具支援にあたり用具の拡大解釈や新製品の追加提案を希望致します。

現在では、AI搭載の「メガネ装着型音声読書器」という便利なものがあり、顔認識機能もあり、視覚障害者の自立に向け買物や転落事故防止、書面詐欺未然防止並びに支援人件不足の問題など多岐に渡り必要であります。

2019年6月に成立した読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律)の元、各所に「拡大読書器」をはじめ、「携帯拡大読書器」「電子音声ルーペ」の設置並びに支援用具の追加、貸出を希望致します。

各自治体判断ではありますが、ぜひこの本庄市からお願い致します。

回答

障害のある方への日常生活用具の給付等については、障害の在り様はお一人お一人異なりますので、お話を伺いながらその方に適した用具や、併せてその他のサービスについてご説明するよう努めております。

給付の対象や条件につきましては、新たな製品の開発や改良が日々行われておりますので、広く情報を収集し、ご利用する方の生活の質の向上に資するよう柔軟な対応に努めているところです。

一方で、新しい用具を給付の対象に追加するには、公費の支出が伴うものですので、慎重に検討・判断する必要がございます。そのため、利用者のニーズや利用実績等を参考にして、その効果が十分に得られていることを確認しながら検討しております。なお、ご紹介いただきました「眼鏡装着型音声読書器」につきましては、類似する給付種目と同様の取り扱いとしております。

読書バリアフリー法への対応については、市立図書館において、デジタル録音図書の貸し出しを始める予定であり、同法が目指す社会の実現に向けた取組を進めているところです。

また、「拡大読書器」等の設置につきましては、現在のところ公共施設への設置ではなく、日常生活用具給付等事業として、必要とする方が必要とする時に利用できるよう努めておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

(令和4年3月3日回答)

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