はにぽんチャレンジについて(平成28年3月22日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 国民健康保険は低所得者でも定額で医療が受けられる素晴らしい制度です。しかし無駄な健康保険税を使っている人が多いことも事実であり国保会計も赤字であると聞いています。医療費は低所得者には大きな負担です。高額所得者の人は医療費の支出も大きな問題ではないでしょう。私は低所得者なので医療費の支出は大きな負担です。だから自分自身で健康管理し医者にかからず、国民健康保険を使わないよう努力しています。健康は自分自身のためです。
 私はここ何年も健康保険税を使っていません。過去にも健康世帯として表彰を受けています。市でも健康づくりのきっかけとしてさまざまな取り組みをしているようです。事業に参加しポイントをためれば記念品と交換できるようです。私は健康は自分自身のためだと思っています。記念品を出さないと健康管理もできないのでは情けない話です。私は市の取り組みに参加しなくても自分自身で健康管理し健康保険税を使っていません。そんな人はたくさんいると思います。記念品が欲しいわけではありませんが、こうした人たちにも記念品を贈ってもいいのではないでしょうか。事業に参加しなくても自分で健康管理し国民健康保険税を使わない人ほど行政では評価していいのではないでしょうか。

回答

 日頃から自分自身で健康管理に努力されておられることは、大変すばらしいことです。市長として深く感謝申し上げます。
 お手紙にありますとおり、国民健康保険制度は、医療費の内、一部負担金を支払うだけで全国どの医療機関でも受診できるたいへんすばらしい制度で、日本が世界に誇る国民皆保険制度の要となる保険です。
 しかし、国民健康保険の財政はたいへん厳しい状況にあります。高齢化に伴い一人当たりの医療費が高騰しているためです。また、医療分野では新しい医療技術や治療薬が開発されるなどめざましい進歩を遂げる一方、治療にかかる医療費は高額になる傾向にあります。将来に持続可能な国民健康保険の運営には、被保険者の皆さまの健康寿命を延伸し医療費を抑制することが、ますます重要になっております。
 おっしゃるとおり、本来、健康な体を維持することは、自分自身のためにほかなりません。しかし、現在、日本の医療費は上昇を続け、国や地方の財政を圧迫するに至っており、医療費の抑制は社会全体の課題になっています。
 国では、若い世代から健康づくりに取組み、生活習慣病を予防し重症化を防ぐことで、健康寿命(介護等を必要としないで自立した生活ができる寿命)を延ばすことが重要と考えています。
 本市のはにぽんチャレンジ2015は、普段から健康づくりをされている方にはより積極的に取り組んでもらうこと、そして健康づくりをされていない方にも、自主的な健康づくりのきっかけをつくって、健康づくりに興味を持ち取り組んでもらうことを目的に、平成27年度から始まりました。
 事業内容は、対象の健康事業等に参加してポイントを集め50ポイント貯まると賞品と交換できるというものです。50ポイントを集めるために、健康づくりの事業に参加するうちに、健康意識に目覚め、自ら健康づくりに取り組むようになる効果を期待しています。このような健康ポイント制度は、国の推奨事業として位置づけられ、現在、全国の多くの市町村で取り組まれています。
 ご自分で全て健康管理を行っていただけることが理想的ではありますが、全ての方が自己の健康管理ができるようにするためには、まずは健康意識の改革が必要であると考えております。また、はにぽんチャレンジへ参加することで、健康づくりを習慣化していただくことにもつながります。
 平成28年度のはにぽんチャレンジは、国民健康保険・後期高齢者医療制度の被保険者だけでなく、20歳以上の全市民に対象者を拡大し充実を図っていく予定です。
 今後もアンケート等を通じて参加者のご意見を伺い、事業内容の検証や改善を行っていきたいと考えております。
(平成28年3月22日回答)

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