夜間・休日輪番制病院について(平成28年8月24日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 今年1月1日・午前4時ごろ家族が心臓が痛いと言い出し、すぐに血圧を測り、輪番病院を聞くため消防署に電話。当番病院に電話をかけ症状を伝えましたが回答が本日担当医が麻酔科医のため診察できないとの回答。再度消防署に電話でその旨説明し近隣の3次救急病院の電話番号を教えてもらい紹介された専門病院に連絡し対応をお願いしました。取りあえず心電図だけ当番病院にてとり、緊急性が認められたら来院してくださいとの回答。再度当番病院に電話でお願いしましたが、医師に確認もしないで麻酔科医なので無理だと言われました。

 絶望的です。これが医療過疎地の現状です。
 なぜ、救急診療当番日に麻酔科医が対応しているのでしょうか?麻酔科医でも心電図をとることも出来るはずです。手違いでしょうか?
切羽詰まって身内の内科医に応急処置の方法を聞き、事なきを得ました。

 せめて、初期・後期研修医を受け入れる規模の病院を誘致できないでしょうか。

回答

 ご家族が休日早朝の時間帯に体調を崩され、大変なご心痛であられたことと拝察いたします。お手紙の、事なきを得ましたとのお言葉に安堵いたしました。その後のご様子はいかがでいらっしゃいますか。心よりお見舞い申しあげます。

 本市の救急体制は、本庄市児玉郡医師会との協定により、重症の患者を受け入れる二次救急医療を目的に、郡市内の5病院(本庄総合病院・岡病院・青木病院・堀川病院・児玉中央病院)による輪番制により休日及び平日夜間の対応をお願いしているところでございます。なお、病状等により輪番制病院では対応が困難な場合は、県内、県外の救急医療機関を紹介することもございます。

 このたびは、児玉郡市広域消防本部にお問い合わせのうえ、輪番制病院に対応をお願いしたにもかかわらず、担当医が麻酔科医という理由で対応してもらえなかったとのこと、お怒りのお気持ちとともに、体調の悪いご家族を前に大変不安であったとお察しいたします。市といたしましては、今回のような対応がなされないよう、輪番病院として適切な対応をするよう関係機関に改善を要望してまいります。

 新たな病院の誘致についてでございますが、病院などの医療機関の適正な配置については、埼玉県地域保健医療計画に基づき、人口や地域特性などを踏まえて近隣市町を1つの医療圏地域とみなし、必要な病床数や拠点となる病院の指定が行われております。本庄市は、美里町、神川町及び上里町とあわせ一地域とし、病院及び一般診療所を含めた病床数については、概ね充足しているとされているため、新たに病院を建設し病床を増やすことは、現段階では難しい状況でございます。

 しかし、高齢化が進行する中、医療への需要度も増大していくことが見込まれており、医療提供体制を整えていくことは、市民の皆さまの健康を維持していく上でも重要な課題でございます。今後、市といたしましては、医療提供体制の充実に向け、大学病院等医療施設の誘致について調査・研究を進めてまいる考えでおりますので、ご意見ご提言を賜りますようお願いいたします。

(平成28年8月24日回答)

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