救急医療体制について(平成28年10月6日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 夜中2時頃、家族が急激な腹痛のため、児玉郡市広域消防本部へ夜間救急対応病院を紹介して頂くため電話し、ふたつの病院を紹介して頂き、問合せをいたしましたが、ひとつの病院は本日は医師が不在、もうひとつの病院は医師が処置中のため受け入れ判断ができないとの回答でした。

 再度児玉郡市広域消防本部へ電話をし救急車を要請、10分程度で到着しましたが、受け入れる病院が本庄管内で見つからず最終的に伊勢崎市内の病院に救急搬送となりました。救急車が到着して出発するまで約1時間!信じられません。

 救急隊員は一生懸命対応してくださいましたが、処置はできません。1時間も患者は苦しんでおります。「もっとはやく処置していれば助かったのに」という事になりかねません。本庄市の救急体制は崩壊しております。

 以前の市長への手紙を拝見しても改善を望んでいるお手紙を拝見いたしましたが、改善しているとはとても思えません。大学病院クラスを誘致するか、市民病院を設立するかいずれにせよ高度な医療を提供できる病院を本庄市につくり至急医療体制の改善を強く希望いたします。

回答

 ご家族が深夜の時間帯に体調を崩され、大変なご心痛であられたことと拝察いたします。その後のご様子はいかがでいらっしゃいますか。心よりお見舞い申し上げます。

 このたびは、児玉郡市広域消防本部にお問い合わせされたところ、病状に対応可能と思われるご自宅近くの病院を案内されたことと推察いたしますが、病院側の事情により受け入れてもらえず、救急車で県外の病院に搬送されたこと、体調の悪いご家族を前に大変不安であったとお察しいたします。

 なお、救急搬送につきましては、深夜の時間帯であったことや、症状から受け入れていただける病院の確認に時間を要したものと思われます。

 本市の救急医療体制につきましては、本庄市児玉郡医師会との協定により、市内の5病院(本庄総合病院・岡病院・青木病院・堀川病院・児玉中央病院)による輪番制により休日及び平日夜間の二次救急医療への対応をお願いしているところでございます。なお、病状等により輪番制病院では対応困難な場合は、県内、県外の救急医療機関に対応していただくこともございます。

 現在、本市の救急医療環境は十分とは言い難い状況でありますが、新たな公立病院を建設し運営することは、現段階では財政的にも極めて難しい状況でございます。

 しかし、今後、市民の医療への需要度も増大していくことが見込まれており、医療提供体制を整えていくことは、重要な課題でございます。市といたしましては、救急医療体制の充実に向け、当地域の基幹病院となる大学附属病院等の誘致についても調査・研究を進めてまいる所存でございますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。

 (平成28年10月6日回答)

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