児玉エリア

更新日:2020年10月01日

小山川の千本桜の写真

結婚して数年。二人での生活にも慣れて、夫婦のこれからを考え始める時期。

暮らしの在り方や、将来の子どもの成長を思うと、住む場所を決めるのはとても大きなテーマです。

 

子ども時代を、「自然の中で」とは言わないまでも、外を元気に走り回って、土や緑を感じながら育ってほしい。その一方で、大きくなってからの教育環境や利便性を考えると、田舎過ぎず交通の便が良いというのも重要なポイントで、どちらも譲れないと感じている方も多いはず。

 

本庄市南部の「児玉」エリアは、そんな価値観をお持ちの方にぴったりかもしれません。

 

児玉エリアは本庄市南部に位置し、ローカル線の沿線らしく、のどかな時間の流れを感じさせる地域です。平野部には街や田園風景が広がり、山間部にはホタルが見られるような豊かな自然が残ります。とはいえ、決して田舎過ぎるということはなく、日常生活を送るには何の不便もありませんし、新幹線やインターも近いので都心部へのアクセスも良好です。

 

生活の利便性を維持したまま、スローライフを送りたい。

 

ここでは、そんなライフスタイルが似合う児玉エリアに移り住んできたある夫婦の日常を覗いてみましょう。

主人公は、福本 香(28)。大学時代に上京、そのまま都内で就職し、職場で出会った健太郎(29)と結婚しました。

若いころは都会への憧れがありましたが、結婚して1年が経ち、そろそろ二人の、そして家族の将来のことを考え始めました。

本庄市内エリアマップ

児玉のifストーリー

私と旦那の健太郎が本庄市の児玉地域に引っ越してきたのは、去年の夏。

二人とも在宅勤務が本格的に導入されたため、このまま高い家賃を払って都内のアパートに住み続ける必要がなくなった。

あらためて将来の人生設計を話し合った結果、二人が出した結論は「仕事に縛られず、本当に住みたい環境へ移住してもいいのでは?」ということだった。

 

色々と悩んでこの場所を選んだのは、都会のせわしない環境で子育てはしたくないと感じていたことが大きい。

その他にも、地価が比較的安くて二人の収入で戸建てが購入できたことや、東京へ出社する際も新幹線ですぐに出られること…など二人で決めた条件に、ここ児玉が割とぴったりハマった。

1.ストレスフリー

買い物帰りに車へ荷物を積み込む夫婦の写真

暮らし始めてすぐに感じたのは、生活には全く困らないということ。

車さえあれば、スーパーや薬局までは10分、ショッピングモール、新幹線駅も30分以内で十分に通える範囲にある。

 

こと日用品の買い物に関しては、以前の生活より今の方がストレスなく済んでいる。

都内に住んでいた頃は仕事帰りに立ち寄るため持ち運べる量が少なく、頻繁にスーパーに通っていたが、今は車での買い出しなので持ち運ぶ量を気にしなくていい。こっちに来てからは、週末に旦那と買い出しに行って、1週間分まとめ買いするのが定番になった。

 

買い物以外のシーンも基本的に移動は車だけど、都内のように混雑した幹線道路や、住宅街の狭い道を抜ける場面もほとんどないので、運転への抵抗感はあまり感じずに済んでいる。

むしろ、車という「パーソナルな空間」での移動に慣れてしまうと、たまに乗る電車がちょっと居心地悪く感じるようになってきたほどだ。

 

引っ越して最初のうちは、都会と比べて人も建物も少なくて寂しい感覚もあった。

でも今では、この開放感がストレスフリーな生活に欠かせないのだと実感している。

日々の刺激が少なくなった分、ココロとアタマにかかる負荷は大分少なくなったと思う。今の自分にはこのくらいがちょうどいいのだ。

児玉の公園でくつろぐ夫婦の写真

2.ホームメイドスープ

ホームセンターで苗を買う。

引っ越してすぐに始めた庭いじり。ホームセンターに通って、気に入った花の苗を買っては植えて、今では庭がだいぶ華やかになってきた。毎日お世話するのも好きだし、無心で土をいじっている時間は、何とも言えず癒される。

 

実は最近、野菜を育てることにも挑戦し始めたところ。このあいだ、初めてバジルとミニトマトを収穫できたので、カプレーゼを作ってみた。

やっぱり大切なのは、ちゃんと収穫して食べるということだと思う。野菜を育てるようになってから、店先で買う時も「誰かがこれを精魂を込めて育てたのだ」というありがたみを感じるようになった。

 

都会でオフィスと自宅を行き来しているときには見えていなかったもの…大袈裟かもしれないけど、命を頂くということがちゃんと身近にある環境だ。

庭に花を植える夫婦の写真

そして、今、私は小さな野望を抱いている。

それは、いつか「ホームメイドスープ」を作ること。

 

ホームメイドと言っても、ただ家でスープを作るという意味ではなく、自分で育てた野菜を使ってスープを作りたいと思っている。と言ってもそこは家庭菜園初心者。

まだまだ上手く育てられないので、しばらくは野菜づくりのお勉強だ。

 

今まで趣味と言えるものがなかった私だけど、今は庭で試行錯誤する毎日に確かな充実感を覚えている。

3.出勤風景

本庄早稲田駅から通勤する女性の写真

在宅勤務が導入されたと言っても、私の方はまだ週1、2回の出勤日がある。

 

通勤手当が廃止されて、代わりに出勤日の実費精算となった。私の勤め先では新幹線の乗車券も精算対象になったので、ありがたく新幹線で通勤させてもらっている。

 

今では当たり前のように感じるこの環境だけど、そもそも我が家の近くに本庄早稲田駅がなければできないことだ。これは、同じく地方移住を選んだ同僚からもかなり羨ましがれていて、50分間、ゆったり座っての出勤は、周りから見ると優雅な風景に見えるらしい。

 

自然豊かな環境に住みながら新幹線通勤ができるのも、児玉を選んでよかった点だ。

4.緑の中での休日

家から車で10分ほど走ると、景色ががらっと変わる。まさに山道。青々と鮮やかな木々が目に飛び込んでくる。

 

今日は日曜日。私も健太郎もお休みなので、平日の疲れを癒すべく、児玉の山間部へ車を走らせた。いつもPCを見つめている目が、優しい緑に癒される。

山間部といっても、街中から車ですぐの距離。こんな近くに自然をめいっぱい感じられる場所があるのは、本当に贅沢だと思う。緑に囲まれた道をドライブなんて、都内に住んでいたころは気軽にできなかったな。

 

今日の目的地は「いずみ亭」。人気のお蕎麦屋さんで、そば打ち体験ができるとのこと。

使用するのは、地元産の無農薬のそば粉。普段はいたって普通の街暮らしをしているけれど、家からすぐの場所でこんな体験ができるのは児玉ならではだなあ。

 

初めてのそば打ち体験はストレス発散にもなってすごくリフレッシュできた。

それに、予想外の収穫もあった。小耳にはさんだ情報によると、なんと、この近くに蛍が見られるスポットがあるのだそう。

もし子どもが生まれたら、子どもと一緒に見に行けたら素敵だなぁ…なんて。

児玉の蕎麦畑の写真

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