クビアカツヤカミキリにご注意ください!
クビアカツヤカミキリによる被害が拡大しています
1、クビアカツヤカミキリとは
令和2年度から本庄市内の樹木でもクビアカツヤカミキリが確認されています。このクビアカツヤカミキリは、海外から侵入し、生態系等に問題を引き起こすとして特定外来生物に指定されており、繁殖力が強く、サクラ、ウメ、モモ等のバラ科の樹木を食害することから、各地で問題になっています。
クビアカツヤカミキリ 基本情報
- 成虫の体長 2.5センチメートルから4センチメートル程度
- 成虫の特徴 成虫は胸部(クビ)が赤色、他の部位は光沢のある黒色
- 被害樹木 サクラ、ウメ、モモ、スモモ、アンズなど

クビアカツヤカミキリのオス

クビアカツヤカミキリのメス
2、クビアカツヤカミキリと疑われる被害状況
幼虫は木に寄生し、木の中を食い荒らします。被害が進行すると、木が弱って枯死し、倒木する可能性があります。幼虫は木に空けた穴からフラス(幼虫のフンと木くずが混じったもの)を排出するため、寄生の目印となります。

フラス(かりんとう状)

木の排出孔からのフラス
3、クビアカツヤカミキリと疑われる状況を発見した場合
クビアカツヤカミキリによるフラスを発見した場合、スマートフォン等で写真を撮ったうえで、下記連絡先へメールでご報告ください。なお、成虫については拡散を防ぐため、その場で速やかに捕殺してください。
※クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されており、飼育や運搬などは原則禁止です。
連絡先
〇 環境推進課 環境保全係
- メールアドレス:kankyo@city.honjo.lg.jp
※ご報告の際は、下記項目についてご記入ください。
1.確認日
2.確認者名
3.確認者の住所及び電話番号
4.クビアカツヤカミキリのフラスの確認場所
5.被害樹木の種類
6.写真(フラスの拡大写真など2~3枚)
市ではバラ科の樹木がクビアカツヤカミキリによる被害を受けている場合、樹木の存在する土地所有者等に対して、駆除用品を配布しています。また、令和7年5月1日より被害を受けていない樹木への対策として防除薬剤の配布を開始します。駆除用品等の配布を希望される場合は、下記ページをご確認ください。
4、確認情報
令和6年度分より都市公園・緑地・学校等の被害本数につきましては集計には含めておりません。
本庄地区
令和2年度
東五十子1本
令和3年度 計10本
本庄1本、四季の里1本、堀田1本、仁手3本、田中1本、栗崎1本、東五十子2本
令和4年度 計114本
若泉1本、本庄6本、小島17本、駅南1本、けや木1本、緑2本、四季の里3本、傍示堂1本、牧西3本、堀田1本、久々宇2本、田中5本、都島1本、山王堂1本、北堀31本、西五十子7本、東五十子31本
令和5年度 計381本
千代田26本、若泉1本、中央1本、本庄22本、東台11本、日の出7本、柏5本、栄2本、小島南1本、小島9本、寿2本、駅南9本、けや木3本、見福5本、緑22本、朝日町6本、五十子2本、四季の里33本、下野堂1本、鵜森1本、牧西2本、堀田1本、仁手6本、久々宇2本、田中2本、都島13本、山王堂1本、北堀88本、栗崎24本、西五十子3本、東五十子15本、西富田9本、いまい台46本
令和6年度 計91本
千代田2本、本庄1本、東台3本、日の出4本、前原4本、小島南6本、小島2本、寿9本、四季の里1本、牧西5本、小和瀬7本、滝瀬2本、仁手13本、久々宇1本、上仁手2本、都島12本、沼和田3本、北堀6本、西五十子2本、西富田2本、いまい台4本
児玉地区
令和3年度
八幡山1本
令和4年度 計13本
八幡山8本、蛭川1本、児玉千本桜4本
令和5年度 計104本
児玉南1本、八幡山12本、児玉10本、宮内1本、秋山3本、蛭川4本、吉田林1本、入浅見3本、児玉千本桜69本
令和6年度 計402本
八幡山90本、児玉281本、蛭川1本、吉田林15本、入浅見13本、下浅見2本
更新日:2025年04月25日