適正受診のお願い
適正受診
適正受診とは、「できるだけ医療機関にかからないようにする」ものではありません。症状に応じて医療機関を使い分けるなどのみなさんの取り組みで、医療機関の受け入れ体制を整え、「本当に必要な人が必要な時に医療を受けられるようにする」ものです。
体の不調を感じたら早期に受診を
体の不調を感じたら、早期に受診し、重症化しないようにしましょう。重症化すると、治療に時間がかかり、医療費が高額になります。早期に受診することは、みなさんの健康を守ることはもちろん、医療費を抑えることにもつながります。体のことで不安なことがあれば、早めに医療機関に相談してみましょう。
かかりつけ医をもちましょう
かかりつけ医とは、健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のことです。いざという時に困らないためにも、自宅や職場の近くで、かかりつけ医を見つけておきましょう。
同じ病気で複数の医療機関を受診することは控えましょう
同じ病気で複数の医療機関にかかると、医療費が増えるだけでなく、同じ検査や投薬によって体に悪影響を及ぼす恐れがあります。セカンドオピニオンは正確な診断に有効ではありますが、現在受けている診断結果や治療内容等に不安があるときは、ほかの医療機関に行く前に、まずは医師に相談しましょう。
夜間・休日の受診はよく考えてからにしましょう
夜間や休日などの診療時間外に受診しようとする際は、平日の診療時間内に受診できないか一度考えてみましょう。時間外の受診は、専門医がいない場合もあり、また、緊急性の高い重症の患者の治療に支障をきたす恐れもあります。
更新日:2020年10月01日