平和事業

更新日:2023年01月31日

非核平和都市宣言

 平成18年6月に本庄市議会の非核平和宣言に関する決議を受け、市では平成18年10月に非核平和都市宣言を告示しました。市民が郷土を愛し、その平和を願って非核三原則の完全実施を求め、核兵器廃絶を訴えていくことを宣言しました。

非核平和宣言都市の碑の表面

非核平和宣言都市の碑(表)

非核平和宣言都市の碑の裏面

非核平和宣言都市の碑(裏)

本庁舎の非核平和宣言都市本庄市と書かれた懸垂幕の写真

懸垂幕(本庁舎)

アスピアこだまの非核平和宣言都市本庄市と書かれた懸垂幕の写真

懸垂幕(アスピアこだま)

非核平和パネル展

 核兵器の脅威を再認識し、平和の尊さを訴えることを目的として、市役所1階市民ホールやアスピアこだまにおいて非核平和パネル展を実施しました。

 令和4年度は、広島平和記念資料館より、ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスターなどをお借りしたほか、本庁舎敷地内に植樹された広島の被爆樹木二世「アオギリ」の生育状況を紹介し、広く市民の皆さまにご覧いただきました。

市役所1階市民ホール

 市役所1階市民ホールに置かれた展示パネルの写真       広島、長崎原爆写真ポスターが掲示された展示パネルの写真

アスピアこだま エントランスホール

エントランスホールに置かれた展示パネルの写真      原爆写真や資料が掲示された展示パネルの写真

来場者アンケートより(抜粋)

  •    パネル展の一つ一つの写真や絵が胸に突き刺さります。日本だけでなく、全世界が戦争のない平和であることを願います。たくさんの方々に見ていただきたいです。
  •   毎年、平和を考える機会をいただき感謝します。
  •   当時を想い出します。今後もパネル展を続けて欲しいです。核のない社会は平和です。忘れないため、平和であり続けるためにぜひ続けて欲しいです。
  •   毎年続けていただいてありがとうございます。地道に少しずつでも継続していくことが必要と思います。アオギリの成長も楽しみです。

アンケートにご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。

青少年平和学習

 市内公立中学校において、2年生を対象に原爆を題材としたDVDやパネルによる青少年平和学習を実施しました。

 令和4年度は、広島平和記念資料館より『DVD「夏服の少女たち」』を、丸木美術館(東松山市)より「原爆の図」をお借りし、被爆の実相と平和の尊さについて学習しました。

DVD視聴の様子

体育館の床に座り、舞台上のスクリーンで上映されているDVDを見ている生徒たちの写真      体育館の床に座り、舞台上のスクリーンで上映されているDVDを見ている生徒たちの写真

原爆の図(丸木美術館より借用)

体育館に展示された原爆の図第一部幽霊の写真     体育館に展示された原爆の図第三部水の写真

原爆の図観覧の様子

原爆の図の前に集まって作品を観覧しているジャージ姿の生徒たちの写真     原爆の図の前に集まって作品を観覧している制服姿の生徒たちの写真

中学生よりいただいた感想より(抜粋)

今日の授業で学んだことはどんなことですか?

  • 戦争は二度と起こしてはならないということです。どのような理由があっても人々の命を奪い、町や国に攻めることは何よりも大きな罪だと感じました。突然、今の生活が奪われてしまうことは、どれほどの絶望を味わいどれほどの苦痛なのか考えるだけでも恐ろしいです。世界では今、ロシアによるウクライナ侵攻が続いています。今まで遠い過去のことだと思っていましたが、急に身近に感じられると怖くなりました。早く世界に平和が訪れて人々が幸せに暮らしていけるような世界が訪れることを願います。
  • 今日の授業で学んだことは、原爆はたくさんの人々の命を奪い苦しめたことと、辛い中でも懸命に希望を持って生きてきた人たちがいたことです。今、平和に暮らせて、普通に日常を送れることはとても幸せなことなんだなと改めて感じました。また、原爆を見た人も残された人も苦しみ続けていることを知り、この悲惨な原爆や戦争の出来事は絶対に忘れてはいけないと思いました。もっと戦争について知り、受け継ぎ次へとつなげていきたいです。
  • 私は今まで戦争に行った人のことは見聞きしていましたが、今回のDVDのように日本に残された人たちのことをよく知りませんでした。実際に戦争に行った人と同じように、すごく辛い思いをしていたことが分かりました。また、「原爆の図」3つの作品を見て当時生きていた人たちの戦争への思いを感じました。戦争中の辛さと、戦争はしてはいけないという気持ちがよく分かりました。平和な世の中がどれだけ幸せか考えて過ごしていきたいです。
  • 今回、平和学習を受けてみて、戦争をより知ることができました。戦争から何十年もたった今、記録や気持ちが少し薄れてしまっていると思いますが、辛さや悲惨さ、悔しさや後悔など戦争を知らない世代が理解していくことで、もう二度と戦争を起こしてはいけない、起こしてほしくない、といった気持ちや使命が薄まることなく伝わっていくのかなと思いました。

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