12月10日から16日は「北朝鮮人権侵害問題啓発週間(拉致問題を考える週間)」です
北朝鮮による日本人拉致問題とは
1970年代から80年代にかけて、多くの日本人が不自然な形でその消息を絶ちましたが、これらの事件の多くには、北朝鮮による拉致の疑いが持たれています。政府は、これまでに17人を北朝鮮による拉致被害者として認定していますが、さらにこの他にも拉致の可能性を排除できないケースがあります。
2002年(平成14年)9月17日、平壌で行われた日朝首脳会談で、北朝鮮は長年否定していた日本人拉致を初めて認め、同年10月に5人の拉致被害者が帰国しましたが、他の被害者については、いまだ北朝鮮から安否に関する納得のいく説明はありません。
残された被害者たちは、今なお自由を奪われ、北朝鮮に囚われたままの状態で、現在も救出を待っています。
12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間(拉致問題を考える週間)」です
拉致問題の解決を始めとする北朝鮮による人権侵害問題への対処が国際社会が取り組むべき課題とされる中、この問題について感心と認識を深めていくことが大切です。
ブルーリボンについて
拉致被害者の救出を求める国民運動は、ブルーリボンと青色を運動のシンボルにしています。
青色は、被害者の祖国日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」を、また、被害者とご家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。
(「政府拉致問題対策本部ホームページ」より)
更新日:2021年12月10日