市章選定の舞台裏で(平成18年11月1日号)

更新日:2020年10月01日

このたび新しい市章が決定しました。伝統と歴史ある街の活力と情熱的な市民(赤)、利根川や間瀬湖、多くの河川や泉などの豊かな水(青)、豊富な農産物を生み出す大地と恵みの源である山林(緑)を表し、全体として未来に向かって明るく、バランスよく発展する姿にデザインされており、新本庄市にふさわしいものとなりました。
現在、全国的に合併が進む中、多くの自治体で新しい市章が選定され一種のブームのようになっております。こういった中での選定作業ですので、応募作品が全国から寄せられることを歓迎しつつも、類似作品に注意し、本庄市としての主体性を発揮しなければならないという課題がありました。
そこで今回の市章選定に当たって、私は事業担当である市の企画課と相談し、美的鑑識眼を持ち、地域の歴史、伝統、文化への見識ある、地元にお住まいの専門性の高い方々を選定委員に指名いたしました。そしてまた市民の意見を反映させることを目的に、選定委員の公募と選定作業途中でのアンケート調査を実施いたしました。
選定作業は大変労力のいるものでしたが、委員の皆さまには大変ご尽力いただき、数ある作品の中から最も優れた一点を選んでいただきました。なお選定にあたっては新本庄市になぜこのデザインがふさわしいのかという解釈(選定理由)もつけてくださいました。また、数多くの市民の皆さまにアンケートにご協力いただきました。こうした作業によって、専門的かつ民主的に、素晴らしい市章が選定されたと感じています。今後多くの市民に親しまれ、かつ本庄市を象徴するものとして内外に認知されてゆくことを願ってやみません。募集に参加された皆さま、選定委員の皆さまをはじめ、全ての関係者各位に心から感謝を申し上げます。

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