「はにぽん」の笑顔で世界を結ぶ(平成24年11月1日号)

更新日:2020年10月01日

「笑う盾持人物埴輪」3体の展示の前ではにぽんを縮小した人形を持っている袴姿の市長の写真

本庄市小島、前の山古墳出土の「笑う盾持人物埴輪」3体は、12月15日までフランスのパリ日本文化会館における「笑いの日本美術史 縄文から19世紀まで」展に出展されています。10月2日・3日に開会レセプションとシンポジウムが開催されましたので、市議会議長ほか市議、教育長、私の計6人で、パリに行って来ました。
実は私には一つの思い入れがありました。笑う埴輪がパリに行くこの機会を活かして、本庄市のマスコット「はにぽん」も連れて行こう、日本中にさまざまなマスコットがいるが、わざわざパリまで出かけては行かない、この際パリのさまざまな場所ではにぽんの写真を撮って、はにぽんPRの一助としたい…ということです。
最初は着ぐるみを、と考えましたが、費用面などを考慮して断念。代わりに着ぐるみ立ち姿のはにぽんをそのまま縮小した人形を作成。バッグに入れて連れて行きました。
美術展のレセプションとシンポジウムは大変盛況でした。日本は原始時代から数多くの美術品に「笑い」のモチーフを取り入れており、西洋にも、また東洋の他の国にもない、穏やかでおおらかな独自の文化文明を有する国であるということを、参加した日仏双方の文化人類学者が強調していました。日本からの100点ほどの美術品の中で、本庄市の埴輪3体はメインの展示品であり、大変誇らしい気持ちになりました。市からのレセプション参加者へのお土産として、はにぽんのボールペン・ピンバッジを我々6人で100個ほど配布し、大変喜んでいただきました。
さて連れて行ったはにぽんの人形ですが、これが大当たりで、多くのパリっ子や観光客の興味を引きました。「これは日本の本庄という街の笑顔の人形で、抱くと幸せになるよ」と紹介し、老若男女、さまざまな人種の人々に抱いてもらい写真を撮ってきました。はにぽんの人形を抱くと、みんな一様に笑顔になりました。笑顔で世界中の人々を結びつけたはにぽん。やはり我が本庄市のマスコットはすばらしい、そのことを確信したパリ訪問となりました。

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