スマホを使ってみよう(令和2年9月1日号)

更新日:2020年10月01日

皆さまはスマートフォンいわゆる「スマホ」をお持ちですか︖
8月に発表された総務省の『令和2年度情報通信白書』によれば、我が国におけるスマートフォンの普及はこの10年で急速に伸び、世帯の保有率は2010年の9.7%が昨年2019年には83.4%へと、8割を超えました。これはパソコンの69.1%、固定電話の69.0%を⼤きく上回っています。また、昨年の個⼈のスマホの保有率67.6%。携帯電話・PHSの24.1%を⼤きく上回り、国⺠の3⼈に2⼈は所有しています。
「まだまだ⾼齢者には普及していない」という声もありますが、実は⾼齢世代のインターネット利⽤率は2018年から2019年の1年間で60歳代が76.6⇒90.5%、70歳代が51.0⇒74.2%、80歳代が21.5⇒57.5%へと、格段に増えました。これはパソコンでなくスマホの普及によるものです。
スマホの便利な点は、まずはインターネットの情報を掌の上で⾒られる点です。世界で何が起きているかを瞬時に知り、調べたい情報をすぐに⼿に⼊れることができます。またSNS(※)の利活⽤です。すでにライン(LINE)などをご家族との連絡に使っている⽅は⼤勢おられると思います。SNSは災害時にも⼒を発揮します。多くの市⺠の皆さまがSNSで市とつながれば、瞬時に災害情報をお届けできるでしょう。
そして最近ではスマホでのキャッシュレス決済が注⽬されています。特にコロナ禍で直接現⾦を⼿にしないスマホ決済は、これからの新しい⽇常でも有効です。市では市内経済対策の一環でペイペイ(PayPay)株式会社と連携協定を締結しキャンペーンを実施します。もちろん、個⼈情報の流出や、ネット上での悪質な情報流布、使いすぎによる⼼⾝への悪影響など、スマホ利⽤には課題も多いことも事実です。しかしこれからの時代、やはりあった⽅が便利であることは間違いありません。正しく利活⽤し、新たな時代の⼈⽣をより豊かにしていただければと思います。
市では今後⾼齢者、また視覚障害者の皆さまに向けたスマホ利⽤促進の講習会も開催します。ご⾃⾝で、またご家族お知り合いにお知らせいただき、どうぞご活⽤ください。
※SNS…ソーシャルネットワーキングサービスの略。つながっている⼈同⼠のさまざまな情報交換ができるネット上のサービス。ラインやツイッター、フェイスブック、インスタグラムなど。

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