子ども達から教えられること(コロナ禍の学校生活1年)(令和3年4月1日号)

更新日:2021年04月01日

3月8日、埼玉新聞の「読者の声」のテーマ投稿「私のコロナ1年」に、南中学校の生徒4人の投稿が掲載されました。以下心に残った部分を抜粋させていただきます。
『Tさん(1年生)…コロナ禍でも登校できることのありがたみや学校生活の楽しさを改めて感じ (略) 父や母が一生懸命働いてくれていることにとても感謝…
Iさん(1年生)…「今までの日常がどれほど大切なものだったのか」を実感 (略) 今も懸命に働いている医療関係者の方々への感謝の気持ちを忘れず…
Aさん(2年生)(多くの行事が無くなったなか先生方が考え)「ミニ体育祭」を開催することができ、とても楽しく取り組む(コロナ禍は多くを奪ったが)みんなが今までの自分や周りの人たちのことを見詰め直す機会になった…
Sさん(3年生)(野球部県大会出場が中止となり)虚無感の中で私は何気ない日々の大切さを感じた。(略)失われた日々は帰って来ない。だからこそ私はこれからの一日一日を大切にしていきたい…』
これまでの学校生活はコロナ禍で一変し、この1年、かけがえのない修学旅行をはじめ、さまざまな行事や部活動も無くなってしまい、皆さんにはそれぞれ不安なことも、そして悔しいこともたくさんあったかと思います。しかし困難な中でも前向きに頑張ろうというこれらの文章からは、我々大人も教えられる思いです。
緊急事態宣言が延長され、本庄市PTA連合会主催による市内小学生と市長との「こども会議」も中止となりました。しかし各小学校児童の皆さんから寄せられた「私たちの自慢のふるさとにするために」~未来の本庄市~ アンケートを、先日いただきました。しっかり受け止め、これからのまちづくりの参考にしていきます。
そしてPTA連合会には諸行事がほぼ中止となるなか、子どもたちの卒業と進級を願う花火を、おおぜいの方々のご協力により各中学校の校庭で打ち上げていただきました。主催、またご協力された全ての方々に心から敬意と感謝を申し上げます。
新年度が始まりました。子ども達の健やかな成長を心からお祈りします。

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