早稲田の杜地区の歩車分離信号について(平成30年7月24日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 早稲田の杜に住んでいます。子どもの頃から住んでいて、初めは街並がどんどん変化していく事がとても寂しかったのですが、今はだいぶ慣れ、より住みやすいエリアになることを願っています。しかし、ひとつ心配なことがあります。本庄市では馴染みの無い「歩車分離信号」です。

 歩行者側信号が青にも関わらず、信号を確認せず赤で飛び出す車が後を絶ちません。私も一度、青信号で横断歩行中に、車が赤信号で飛び出してきて轢かれそうになりました。先日は、小学校の集団下校で4~6年生の子ども達が青信号になり横断歩道を渡ろうとしたところ、大型トレーラーが飛び出してきて危うく大事故になるところでした。幸い高学年の子ども達だったので、とっさに止まれましたが、低学年の子は信号が青に変わると一目散に飛び出していくので、いつか子ども達が事故に遭うのではと気が気ではありません。警察へも相談はしました。

 本来、安全のはずの歩車分離信号。市の広報等で早稲田の杜地区の歩車分離信号について注意を促したり、交差点周辺に注意を促す看板等を設置するのは難しいのでしょうか。事故になる前に何か対策をしたいので、お力を貸していただけないでしょうか。

回答

 歩車分離式信号機は、横断中の歩行者と右左折中の車両との衝突事故を防止し、歩行者の安全を確保するため、歩行者と車両とが交錯しないように制御された信号機です。早稲田の杜地区では、本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業の施行者であるUR都市機構と、信号機の設置を所管している埼玉県警察本部との交通協議により、まちの将来を見据え、歩行者の安全を確保するため歩車分離式信号機が設置されました。

 ○○様ご指摘のとおり、前方の車両用の信号を確認せずに、歩行者用信号機の変わり目などで見切り発車する車がありますので、歩行者としてもこのような車があることを意識しておく必要があると思います。市では、小学生に対して、警察と協力して交通安全教室を開催しています。特に低学年の児童に対しては、交差点を渡る際に、歩行者用信号が青になっても左右確認をしてから渡るよう指導を行っています。

 今後は「広報ほんじょう」等を活用し、歩車分離式信号機の特性などを説明するとともに、ドライバーに対しては見切り発車などを行わないよう、そして、歩行者に対しては見切り発車してくる車に注意するよう意識啓発を図っていきます。併せて、注意を促す看板の設置や、本庄警察署へは街頭指導等の依頼を行っていくことなども検討をしています。

 (平成30年7月24日回答)

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