台風で氾濫した河川の治水対策について(令和元年12月2日回答)
意見・提言
先日の台風19号により家が被災しました。家の前を流れる〇〇川が氾濫し、床上浸水となりました。想定外の水量に為すすべもなく手をこまねいている状態でした。私の住んでいる近辺は周りよりやや低いため、今回の台風19号をはじめ大型の台風の際には、〇〇川が氾濫して浸水しやすい状態です。近くの橋に、上流から流れてきたゴミが関を作ってしまうことも、その一因かと思います。
今後もこのような台風が予想され、その度に水害に悩まされ続けなければなりません。どうか効果のある治水事業を、例えば遊水池の設置等をお考え頂きたいと思います。市の所管でなければ、県や国に対応をしてくれるようお願いします。被災した人にしか解らない苦しみや恐怖をお酌み取り頂き、ご対応をお願いします。
回答
まずは、〇〇様をはじめ、台風により被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く平穏な日々を取り戻せるようお祈り申し上げます。
先日の台風19号により、本市においても多くの被害が発生しました。市が管理する道路や橋梁などについては100カ所を超える損壊が発生し、このうち14カ所については、詳細な調査と復旧方法の検討が必要となる大規模なものでした。〇〇川につきましても、護岸や堤防の損壊がいたるところで確認され、詳細な調査と復旧方法の検討が進められています。
〇〇川の河川改修は現在、埼玉県により被災箇所の約1キロメートル下流まで完了しています。市では、これまでも〇〇川の河川改修を早期に進めるよう県に要望してきましたが、今回の災害を受け、改めて強く要望しているところです。また、来年の台風シーズンに向け、何らかの応急的措置を講じることも併せて要望しています。
一方で、想定を超える雨が降りますと、河川改修が完了していたとしても、越水、氾濫の危険性が完全に無くなる訳ではありません。災害の状況に応じ、適切に避難をしていただかなければならない場合も想定されますので、ご理解をいただきたいと存じます。今後も大雨が予想される場合には、早めに避難していただきますようお願いいたします。
(令和元年12月2日回答)
この事業の担当課
道路管理課25-1135
更新日:2020年10月01日