本庄駅北口ロータリーの花壇化について(令和元年9月24日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 私が平成29年12月に、スポンサーと一緒に市役所の担当課に「本庄駅北口ロータリー広場の花壇化」について提案しましたが、駅側の理由により実現できず今日に至っています。

 この花壇化を、市行政改革審議会における市長発言「いかにやるか」の個別事案として取り上げ、11月の本庄まつり(山車の巡行)までに実施してください。本庄駅北口駅前が花壇化されることにより、本市を訪れる人におもてなしの心を伝えることにもなります。

回答

 本庄駅北口は、平成元年度の整備から30年余りが経過しており、平成27年度に市が実施したアンケート調査の結果では、駅前の景観や賑わい、また交通上の安全性が特に低い評価でした。○○様より平成29年12月にご提案いただきました「本庄駅北口ロータリー広場の花壇化」につきましては、市といたしましても「まちの顔」としての駅前広場の景観の向上のほか、市民との協働により実施することで、郷土への愛着の形成や中心市街地の活性化等、現行の課題改善に寄与するものと認識していますが、次の2点により、現時点では実施することが難しくなっています。

 1点目は、土壌の酸性化です。○○様よりご提案いただきましたロータリーの円形植樹帯には、以前は地被植物であるタマリュウを植栽していましたが、現在は取りやめています。これは、円形植樹帯中央部のケヤキに集まるムクドリを始めとする多くの鳥類の糞尿により、当該植樹帯の土壌が酸性化し、植栽の維持管理が困難であると考えられるためです。現状のまま植栽を行った場合、植栽した草花が枯死する可能性が高く、植え替えや継続的な土壌改良等により通常よりも高額の整備・維持管理コストの発生が想定されます。

 2点目は、安全性の問題です。本庄駅北口ロータリーは、送迎等で市内外から乗用車の乗り入れがあるほか、タクシーや大型バス等の公共交通機関が集中する、市内でも交通量の多い地点です。また、ロータリーは構造上、バスや乗用車等が通行する中で、作業を行うスペースを確保するだけの十分な幅員がなく、ロータリー内で活動を行うには特に安全に配慮する必要があります。花壇の維持管理の度にロータリーを一時的に封鎖する等の措置を行うことは、現実的では無いことから、維持管理のための作業を市民と協働で実施していくことは困難であると認識しています。

 以上の2点により、現時点では花壇化は難しいですが、現在、市では、本庄駅北口周辺地区を再整備するための計画策定を進めており、当該計画において、魅力ある駅前広場のデザイン等も検討しているところです。いただきましたご意見を踏まえ、市民だけでなく、市を訪れる人にも愛される本庄駅北口を目指し、計画の検討を進めてまいります。

(令和元年9月24日回答)

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