男堀川のゴミについて(平成28年5月31日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 私は週に3回程インターから本庄早稲田駅を経由して総合公園を回る散歩をしております。カインズの駐車場辺りから男堀川づたいによく歩きますが、堰の上流の深みには30センチ前後の鯉が100匹以上泳いでいますし、堰の下の深みにも10匹以上確認できます。更にその下高架の下辺り、又駅の下流の「水辺100選」辺りの公園にも大きな鯉が確認でき、嬉しくなります。

 水はきれいですが、我慢できないのは、いたる所がゴミだらけということです。ポリ容器、ポリ袋、ビニール類、紙等々が散乱しています。今年に入ってから一回も清掃をされた様子がありません。

 「埼玉県水辺100選」と謳って、JAの前の300~400メートルは公園化され、北泉小生徒の描いた「未来図」が何枚も掲示されています。

 本庄早稲田駅は本庄市の玄関であり市の顔だと思いますが、市役所の職員の方は誰一人この状況を気付かれないのでしょうか?市長も御多忙でしょうが、是非いっぺん歩いてみてください。

 以前に私は、中国の雲南省の「麗江」という古代の街で、豊満な雪解け水が街の中を流れているところに行きました。本庄市と同じくらいの広さで、人口も多分同じくらいだと思います。川の両側(巾は4~5メートル)に店が並んで、生活もそこでしていますが、ゴミと思われるものはまったく見ませんでした。

 「九賽溝」「桂林」「峨眉山」等川に関係する観光地も行きましたがまったく同じでした。こう言っては何ですが、中国は一般に都市部の街の中も田舎もきれいではありませんが、上記の観光地は、命がけで努力しているのだと想像します。日本も「東京の街はきれいだ、ゴミ一つ落ちていない」と外人観光客に言われていると聞きます。「それにつけても本庄の汚さよ」と情けなくなります。

 一般の企業でも、開発力と維持管理力がなければ優良企業にはなれません。市の運営に於いても同じだと思います。「水辺100選」開発計画は済んだけど、以降の維持管理が忘れられています。ゴミは維持管理をする人を置いて、毎回見回りをして綺麗にすれば、一週に一回でも良くなるでしょうし、常に綺麗になっていれば不心得者もいなくなるでしょう。要は不心得者との闘いです。

 北泉小の生徒に将来の希望を描かせているのに、「何だ大人は口ばっかりだ!!」と思われて、子どもの将来にも悪い影響を与えているのではないでしょうか。

 是非、男堀川だけでなく、女堀川も、又ゆくゆくは南大通り等の道路の路側帯のゴミなし、草なしで、世界に誇れる「綺麗な街本庄」になりたいものです。

回答

 ご指摘いただきました男堀川は、埼玉県管理河川のため埼玉県本庄県土整備事務所にて維持管理を行っております。

 お手紙を、埼玉県本庄県土整備事務所にお伝えしたところ、次のような回答を得られました。

 「水辺再生プランで整備した箇所については、平成28年3月に川の国応援団美化活動団体として2団体と協定を締結しました。今後はそれらの団体が、清掃活動や草刈りを実施することとなっております。

 女堀川でも男堀川と同様に川の国応援団美化活動団体が3団体登録されています。

 一級河川については、定期的にパトロールを実施しており、不法投棄を発見したときは、回収しています。堤防の草については、年2回業者に発注して草刈を実施しています。

 県管理道路についても、定期的にパトロールを実施しており、発見したゴミの回収や部分的な草刈りを行っています。また、路線ごとに年1~2回業者に発注して、除草や剪定を行っています。」

 埼玉県の対応は以上のとおりでございますが、市におきましても、国及び県の河川や道路に関して寄せられたご意見につきましては関係機関に情報提供を行っております。

 本市における市道の管理につきましても、従来から実施している道路パトロールの体制を今年度からより強化して、適切な維持管理に努めているところでございます。また平成21年度より本庄市ロードサポート制度を導入し、16団体の皆さまに市道の清掃美化活動を行っていただいておりますとともに、毎年、本庄市コミュニティ協議会主催『全市一斉清掃』を実施し市民の皆さまに、道路や河川敷、公園等の清掃活動にご協力をいただいているところでございます。

 川や道路、街を美しく保つには、市民の皆さまとの連携が必要であると考えておりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。

 (平成28年5月31日 回答)

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