児童の下校時の見守りについて(令和元年9月19日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 本市の宝である子どもたちの登下校の見守りについて、次のような提案をさせていただきます。

  1.  市または教育委員会は、学校、自治会、PTA等の代表を集め、児童の安全安心対策を協議する検討会を作り、市は、見守り活動に取り組む組織を各地区に作るよう指導する。
  2.  通学路に面する商店、事務所、一般住宅等に、建物内にいても児童の見守りをしています等のステッカーを、児童から見えるところに貼っておく。児童の下校時間を調べて連絡し、時には外に出て見守りをしてもらう。
  3.  通行者に、下校時に通学路を歩く時には「児童見守り支援者」のリボンをつけていただく。
  4.  上記のことを、学校から児童に説明する。
  5.  市は、各地区に作った見守り活動に取り組む組織に、地元の団体等に協力を依頼するよう指導する。
  6.  下校時は必ず複数人で帰るよう、学校へ指導する。
  7.  市または教育委員会は、地域組織を積極的に指導・助言し、費用負担等について相談できる担当課を作りそれを周知する。

回答

 児童の下校時の見守りについてですが、かつては自治会や小中学校PTA等が個々に活動していましたが、市では、団体間の情報の共有化と防犯活動の資質向上、促進のため、平成18年4月に「本庄市防犯ボランティア連絡協議会」を設立しました。現在は、全85自治会中の80自治会を含む106団体が加入されており、市内全域でおよそ2,600名のボランティアの皆さまに組織的な活動を行っていただいています。ボランティア活動の維持・活性化のためには、ボランティアの皆さまが活動を負担に感じることなく、無理なく誰でも参加できることが重要です。市では、地域の実情に合わせた見守り体制の整備について、引き続き検討してまいります。

 また、現在、市内各小学校でも、学校応援団、スクールガードリーダー、PTA等の協力のもと、児童の登下校の見守り活動を行っています。見守り活動は、防犯ベストを着用して通学路の危険箇所で行うとともに、登下校する児童と一緒に歩きながらの見守り活動、自動車での防犯パトロールなども実施しており、登下校の時間帯に合わせて活動することができるよう、事前に学校から各団体に登下校の時刻を連絡しています。

 また、児童が登下校中、身の危険を感じた時などの緊急時に、助けを求め駆け込める場所として、市内で1,000軒以上、民家や店舗、事業所等に協力を依頼し「子ども110番の家」を設置しています。「子ども110番の家」には、下校中の児童が見やすいところに表示が貼られており、いつでも避難することができるように対応していただいています。

 学校においては、交通安全教室、防犯教室、立哨指導、一斉下校での安全指導などを行い、「下校時は通学路を通ること」、「できる限り複数人で下校すること」、「危険を感じた時の対処法」等を繰り返し指導しています。教育委員会においても、児童が安全に登下校できるよう、いただいたご意見等も参考にしながら、各学校の実態を把握し指導・助言を行ってまいります。

(令和元年9月19日回答)

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