給食費の値上げに関するアンケートについて(令和元年12月2日回答)

更新日:2020年10月01日

意見・提言

 先日、孫が学校から給食費の値上げに関するアンケート用紙を持って帰って来ました。昔より休みが多く、毎月同じ日数の給食が出ている訳ではないのに、なぜやりくり出来ないのでしょうか。回答欄には「質を落としてでも…」という文言があり、まるで「値上げに反対するなら質を落とすぞ」と脅されているようです。テレビの情報番組では、今は子供たちの食生活が乱れているから給食で栄養を取ってもらおうと、栄養士さんが給食費の範囲内でのやりくりに奮闘している市町村が多いと紹介されているのに、本庄市は「質を下げる…」とは、どういうことなのでしょうか?

回答

  給食費のアンケートについてですが、私は本庄上里学校給食組合の管理者を兼ねておりますので、本庄上里学校給食センターを所管する組合の管理者として回答させていただきます。

 保護者の皆さまからご負担いただいている給食費は、学校給食の「食材」を購入するための費用に充てさせて頂くものです。施設の経費や人件費、光熱水費などは、市が負担しています。今回の給食費のアンケートは、食材の原材料の価格高騰や給食提供日の増加により、現状の給食費では、栄養士の工夫や努力だけでは児童生徒に必要な栄養価を充足するための食材の確保が厳しい状況にありますので、その現状のご報告と保護者の皆さまの率直なご意見を伺いたく実施したものです。

 また、給食費の改定を行わない場合、その対応の選択肢の一つを「安価な食材の使用や給食の品数を減らす」としましたのは、現状の給食費のままですと、先述のとおり食材の確保に影響が出ることが十分に想定でき、その結果として、食材の基準を下げざるを得ない状況や、また調理に使用する食材や食品数を調整する必要も検討せざるを得ないことをご理解いただきたく、記載させていただいたものです。

 今後も食材の検討に当たっては、何よりも安全性を最優先に、地場産物や県内産を優先的に選びながら、児童生徒の成長に寄与できる安全でおいしい給食の提供に努めてまいります。

(令和元年12月2日回答)

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