「社会を明るくする運動」~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~

更新日:2023年06月15日

「社会を明るくする運動」とは、「すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な社会を築くための運動」です。この運動の発端は、戦後の荒廃した街にあふれた子供たちの将来を危惧した東京・銀座の商店街の有志が、同年7月に「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」を開催したことに始まります。このフェアーを皮切りに、翌年以降「矯正保護キャンペーン」と銘打って、全国で実施されるようになりました。そして、平成22年に、本運動の名称を「「社会を明るくする運動」~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力~」に改め、現在に至ります。

 

○この運動が目指すこと

1 犯罪や非行を防止し、安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと

2 犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること

 

○力を入れて取り組むこと

犯罪や非行をした人を、再び地域社会に受け入れ、望まない孤独や社会的孤立などの生きづらさという課題に我が事として関わるコミュニティの実現に向け、関係行政機関・民間団体関係者等との連携のもとに、次のことについて、力を入れて取り組んでいます。

  • 犯罪や非行をした人の立ち直りを支え、再犯を防止することの大切さや、更生保護の活動について、デジタルツールも活用するなどして、広く周知し、理解を深めてもらうための取組。
  • 犯罪や非行の防止や、犯罪や非行をした人の立ち直りには様々な協力方法があることを示し、多くの人に協力者として気軽に参加してもらうための取組。
  • 保護司、更生保護女性会員、BBS会員、協力事業主等の更生保護ボランティアのなり手を増やすための取組。
  • 民間協力者と地方公共団体と国との連携を強化しつつ、犯罪や非行をした人が、仕事、住居、教育、保健医療、福祉サービスなどに関し必要な支援を受けやすくするためのネットワークをつくる取組。
  • 犯罪や非行が起こらないよう、若い人たちの健やかな成長を期する取組。

 

〇社会を明るくする運動」本庄市推進委員会について

本庄市では、現在、複数の関係団体(保護司会、更生保護女性会、民生委員・児童委員協議会、自治会連合会、青少年育成市民会議、PTA連合会ほか)と協力し、本運動の推進に努めています。特に7月の強化月間中は、講演会の開催や街頭キャンペーン、愛の募金活動を展開しています。非行防止や更生保護を推進し、犯罪のない明るい社会を目指すには、地域の力、市民一人ひとりの皆様の御理解と御協力が不可欠です。是非、皆様も御参加くださいますようお願い申し上げます。

〔本庄市推進委員会の主な年間活動スケジュール〕

4月:監査会

7月:広報車による宣伝活動、(本庄・児玉各地域での)街頭啓発キャンペーン、本庄市推進委員会及び講演会

1~3月:合同集会及び講演会

 

社会を明るくする運動の様子

社会を明るくする運動の様子

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部地域福祉課地域福祉係
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-25-1142
ファックス:0495-71-4508
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