「社会を明るくする運動」~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~
「社会を明るくする運動」とは、「すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な社会を築くための運動」です。この運動の発端は、戦後の荒廃した街にあふれたこどもたちの将来を危惧した東京・銀座の商店街の有志が、昭和24年7月に「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」を開催したことに始まります。このフェアーを皮切りに、翌年以降「矯正保護キャンペーン」と銘打って、全国で実施されるようになりました。そして、平成22年に、本運動の名称を「社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~」に改め、現在に至ります。
〇この運動が目指すこと
1 犯罪や非行を防止し、安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
2 犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること
〇力を入れて取り組むこと
犯罪や非行をした人を、再び地域社会に受け入れ、望まない孤独や社会的孤立などの生きづらさという課題に我が事として関わるコミュニティの実現に向け、関係行政機関・民間団体関係者等との連携のもとに、次のことについて、力を入れて取り組んでいます。
- 犯罪や非行をした人の立ち直りを支え、再犯を防止することの大切さや、更生保護の活動について、デジタルツールも活用するなどして、広く周知し、理解を深めてもらうための取組。
- 犯罪や非行の防止や、犯罪や非行をした人の立ち直りには様々な協力方法があることを示し、多くの人に協力者として気軽に参加してもらうための取組。
- 保護司、更生保護女性会員、BBS会員、協力事業主等の更生保護ボランティアのなり手を増やすための取組。
- 民間協力者と地方公共団体と国との連携を強化しつつ、犯罪や非行をした人が、仕事、住居、教育、保健医療、福祉サービスなどに関し必要な支援を受けやすくするためのネットワークをつくる取組。
- 犯罪や非行が起こらないよう、若い人たちの健やかな成長を期する取組。
〇「社会を明るくする運動」本庄市推進委員会について
本庄市では、現在、複数の関係団体(保護司会、更生保護女性会、民生委員・児童委員協議会、自治会連合会、青少年育成市民会議、PTA連合会ほか)と協力し、本運動の推進に努めています。特に7月の強調月間中は、広報車によるPR活動や啓発キャンペーンを展開しています。非行防止や更生保護を推進し、犯罪のない明るい社会を目指すには、地域の力、市民一人ひとりの皆様の御理解と御協力が不可欠です。是非、皆様も御参加くださいますようお願い申し上げます。
〔本庄市推進委員会の主な年間活動スケジュール〕
7月:広報車によるPR活動、「社会を明るくする運動」「青少年非行防止」合同啓発キャンペーン、本庄市推進委員会(総会)
1~3月:合同集会及び講演会
令和7年度の「社会を明るくする運動」「青少年非行防止」合同啓発キャンペーンは、以下のとおり行います。
日時:令和7年7月5日(土曜日)午後1時30分から午後2時15分まで
場所:本庄市児玉文化会館(セルディ)
当日は、DVD研修、啓発品の配布等があります。配布した啓発品を各自で持ち帰っていただき、後日、友人や知人へお渡しください。
第75回「社会を明るくする運動」ポスター (PDFファイル: 2.7MB)
更新日:2025年07月02日