熱中症にご注意ください

更新日:2024年04月26日

体が暑さに慣れていないのに気温が急上昇するときは、熱中症になる危険性が高まります。

特に6月の梅雨時期から8月は湿度も高く、真夏日や猛暑日といった気温の高い日が続き、熱中症になりやすい時期です。
発症する前に正しい知識を持ち、早めの予防と対策をとりましょう。

(注意)高齢者、子ども、障害者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意しましょう。周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。

 

また、環境省は発表する熱中症アラート等の情報をLINEまたはメール配信しております。ぜひご登録いただき、暑さ情報をご確認ください。

熱中症予防5つのポイント

熱中症予防5つのポイント

1. 高齢者は上手にエアコンを

高齢者や持病のある人は、暑さで徐々に体力が低下し、室内でも熱中症になることがあります。節電中でも上手にエアコンを使っていきましょう。周りの人も、高齢者がいる場合は、部屋の温度に気をつけてください。

2. 暑くなる日は要注意

熱中症は、暑い環境に長時間さらされることにより発症します。梅雨明けで急に暑くなる日は、体が暑さに慣れていないため要注意です。
夏の猛暑日も注意が必要です。湿度が高いと体からの汗の蒸発が妨げられ、体温が上昇しやすくなってしまいます。猛暑のときは、エアコンの効いた室内など、早めに涼しいところに避難しましょう。

3. 水分をこまめに補給

のどが渇く前に水分を補給しましょう。汗には塩分が含まれています。大量の汗をかいたら、水分とともに塩分も取りましょう。ビールなどアルコールを含む飲料は、かえって体内の水分を出してしまうため、水分の補給にはならず逆に危険です。
高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくい傾向がありますので、こまめに水分を補給しましょう。
また、寝る前も忘れずに水分補給しましょう。

4. 「おかしい!?」と思ったら病院へ

熱中症は、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状から、ひどい時には意識を失い、命の危険もあります。「おかしい」と思ったら、涼しいところに避難し、医療機関に相談しましょう。

5. 周りの人にも気配りを

自分のことだけでなく、近所で声を掛け合うなど、周りの人の体調にも気を配りましょう。スポーツ等の行事を実施するときは、気温や参加者の体調を考慮して熱中症を防ぎましょう。

こんな症状があったら医療機関に相談しましょう

  • 軽 : めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない
  • : 頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
  • : 意識がない、けいれん、高い体温である、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない

(注意)重のような症状があったら、救急車を要請してください。

熱中症予防について

熱中症予防動画の紹介

埼玉県では、熱中症予防対策のため高齢者向けの熱中症予防動画を公開しています。

簡単にできる運動をレベル別に紹介しています。

ふだんから運動をすることで筋力アップにつながり、自律神経の向上や汗をかきやすい体づくりが期待できます。

また、暑くなる前から無理のない範囲で運動を続けることで暑熱順化 (体が暑さに慣れること)が進みます。

ふだんから気を付けたい水分や食事の摂り方、自宅でどなたでも簡単にできる料理を紹介しています。

脱水症状が起こりやすい高齢者の脱水を防ぎましょう。

熱中症予防お手軽レシピの紹介

埼玉県では、「熱中症予防お手軽レシピ」を公開しています。

簡単にできる熱中症予防レシピを「主食」「主菜」「副菜」「おやつ」別で紹介しています。
ぜひご活用ください。

この記事に関するお問い合わせ先

保健部健康推進課(保健センター内)
〒367-0031
埼玉県本庄市北堀1422-1
電話:0495-24-2003
ファックス:0495-24-2005
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