各予防接種について

更新日:2025年01月08日

ロタウイルス

令和2年10月1日より定期予防接種となりました。

ワクチンが2種類あり、ワクチンによって接種回数が異なります。原則、最初に受けたワクチンと同じ種類を接種してください。

初回接種は、週齢が高くなるにつれて腸重積症の発症リスクが増加するため、生後14週6日までの接種が推奨されます。

接種期間

  • ロタリックス(1価)の場合は、生後6週~生後24週までの間
  • ロタテック(5価)の場合は、生後6週~生後32週までの間

接種回数

  • ロタリックス(1価)の場合は、27日以上の間隔をおいて2回接種(経口接種)
  • ロタテック(5価)の場合は、27日以上の間隔をおいて3回接種(経口接種)

小児用肺炎球菌

令和6年10月1日から、13価ワクチン(プレベナー13)が公費対象外になります。すでに接種を開始している方は、20価ワクチンに切り替えてください(これまでに接種したワクチンは、母子健康手帳で確認できます)。

※15価ワクチンで接種を開始している方は、引き続き15価ワクチンを接種してください。

10月からの公費対象ワクチン

・15価ワクチン(バクニュバンス)

・20価ワクチン(プレベナー20)

※13価ワクチン(プレベナー13)は対象外になります。

 

接種期間・回数

接種開始時の年齢により接種回数が異なります。

  • 生後2月~7月に至るまでの間に接種開始の場合は4回
  • 生後7月~12月に至るまでの間に接種開始の場合は3回
  • 1歳~2歳に至るまでの間に接種開始の場合は2回
  • 2歳~5歳に至るまでの間に接種開始の場合は1回

予診票について

現在お持ちの小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種の予診票(青色または緑色)はそのまま使用できます。

※緑色の予診票をお持ちの方へ

予診票の右上に「小児用肺炎球菌は、13価と15価の~」とありますが、「15価と20価の~」に読み替えてください。

 

B型肝炎

接種期間

生後12月に至るまでの間

接種回数

3回

五種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ・ヒブ)

令和6年4月1日より定期予防接種となりました。五種混合は、四種混合とヒブワクチンの混合ワクチンです。

接種期間

生後2か月から生後90月に至るまでの間

※生後2か月以降で、四種混合・ヒブワクチンを一度も接種していない方

※四種混合・ヒブワクチンで接種を開始している場合は、原則、四種混合・ヒブワクチンで完了します。

接種回数

  • 生後2月~生後7月に至るまで開始し、20日~56日までの間隔をおいて3回
  • 初回接種終了から6月~18月までの間隔をおいて1回

四種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ)

現在、四種混合ワクチンを製造販売している2社のうち1社が令和6年11月で販売終了となります。

四種混合ワクチンの供給が減り、予約が取りにくい可能性がありますので、規定の接種時期になりましたら、早めの接種をお願いいたします。

予約が取れない場合は、五種混合ワクチンへの切り替えとなります。下記の接種方法をご確認ください。なお、五種混合ワクチンへ切り替える場合は、予診票の差し替えが必要となります。母子健康手帳と四種混合およびヒブの予診票をご持参のうえ、健康推進課(本庄市保健センター内)にお越しください。

四種混合ワクチンの在庫につきましては、予防接種実施医療機関にお問い合わせください。

四種混合の接種が完了していない方が五種混合へ切り替える場合の接種について

以下のいずれかの方法又はこれに準ずる方法により接種を行うことが可能です。

・四種混合及びヒブを初回接種として1回実施

→五種混合を初回接種として2回接種した後、追加接種として1回接種。

・四種混合及びヒブを初回接種として2回実施

→五種混合を初回接種として1回接種した後、追加接種として1回接種。

・四種混合及びヒブを初回接種として3回実施

→五種混合を初回接種として1回接種。

※注意

四種混合及びヒブワクチンの接種回数が異なる場合については、各定期予防接種の規定の回数を超えないように接種してください。

〈接種方法の一例〉

・初回接種で四種混合を2回、ヒブを1回実施

→初回接種として五種混合を1回、ヒブを1回接種。追加接種として五種混合を1回接種。

・初回接種で四種混合を3回、ヒブを1回接種

→ヒブは2回接種。追加接種として五種混合を1回接種。

接種期間

生後2月~生後90月に至るまでの間

接種回数

4回

※四種混合で接種を開始している場合は、原則、四種混合で完了します。

 

ヒブワクチン

接種開始時の年齢により接種回数が異なります。

接種回数

  • 生後2月~7月に至るまでの間に接種開始の場合は4回
  • 生後7月~12月に至るまでの間に接種開始の場合は3回
  • 1歳~5歳に至るまでの間に接種開始の場合は1回

※ヒブワクチンで接種を開始している場合は、原則、ヒブワクチンで完了します。

ポリオ

平成24年9月1日から、ポリオの予防接種が生ポリオワクチン(経口投与)から不活化ポリオワクチン(注射)に変わりました。
※詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。

BCG

接種期間

生後12月に至るまでの間

接種回数

1回

麻しん風しん混合(MR)

麻しん・風しんは、1回のみの接種では免疫力が低下するため、2回接種することになっています。

令和6年度の接種対象者(麻しん風しん混合)

  • 1期   生後12月~24月に至るまでの間
  • 2期   平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれの人

水とう(水ぼうそう)

接種期間

生後12月~生後36月に至るまでの間

接種回数

2回

日本脳炎

※日本脳炎予防接種の詳細については厚生労働省ホームページをご覧ください。

接種対象者

  • 第1期   生後6月~90月に至るまでの間に3回
  • 第2期   9歳以上13歳未満に1回

※第2期の予診票は、9歳になった翌月に郵送しています。なお、第1期の予診票(3枚)はこども家庭センターによる赤ちゃん訪問時にお渡ししています。

日本脳炎予防接種の特例

平成17年度から平成21年度にかけて、日本脳炎予防接種の積極的勧奨を差し控えていましたが、平成22年度以降は新しいワクチンの接種を再開しています。次に該当する人は、上記の接種期間以外でも接種が可能ですので、現在までの接種回数を確認し、不足回数を接種してください。

平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの人

接種期間

20歳の誕生日の前日までは、定期接種として実施することができます。

接種回数
  • 第1期   3回接種
  • 第2期   1期終了後、概ね5年の間隔をおいて1回

二種混合(ジフテリア・破傷風)

予診票は、11歳になった翌月に郵送しています。

接種期間

11歳以上13歳未満

接種回数

1回

子宮頸がん予防(HPV)

子宮頸がん予防ワクチン接種は、平成25年4月1日より予防接種法に基づく定期の予防接種となっています。

しかし、専門家による検討会においてHPVワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛が接種後に見られたことから、「定期接種を積極的に勧奨すべきでない」とされ、平成25年6月14日付厚生労働省の勧告により、市は積極的な勧奨を一時差し控えていました。

この度、専門家による検討会において「HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められない」ことや、「接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回る」ことが認められ、「積極的勧奨を差し控えている状態については終了させる」ことが妥当とされました。さらに、厚生労働省より令和3年11月26日付で通知が出され、個別勧奨が再開されることとなりました。

子宮頸がん(HPV)ワクチン接種期間について

HPVワクチンのキャッチアップ接種期間が令和7年3月31日までとなります。ただし、キャッチアップ期間中(令和4年4月1日から令和7年3月31日)に1回以上接種している者については、終了後に1年間の経過措置が設けられます。

対象者で接種を希望している場合は、遅くても令和7年3月31日までに1回目の接種をしてください。

1、対象者

・キャッチアップ接種の対象者(平成9年度生まれから平成19年度生まれの女子)

・令和6年度が定期接種の最終年度である者(平成20年度生まれの女子)

2、経過措置の期間

キャッチアップ接種期間終了後1年間(令和7年4月1日から令和8年3月31日)

3、予診票について

現在予診票をお持ちの方は、そのまま予診票を使用することができます。

なお、予診票がお手元にない場合は、母子健康手帳と身分証明書を持参のうえ、健康推進課(本庄市保健センター内)にお越しください。

子宮頸がん(HPV)に関するお知らせ

キャッチアップ対象者、定期接種の対象となる高校1年生相当の女性の接種期間は令和7年3月31日までとなります。15歳以上の女性は、HPVワクチンを合計3回接種する必要があり、標準的な接種間隔の場合半年かかりますが、やむを得ない事情により、9月末までに接種を開始できなかった場合、通常の接種スケジュールより短い接種間隔で接種することで、令和7年3月末までに公費で3回接種することが可能です。

詳しい接種スケジュールについては以下をご覧ください。

【HPVワクチンの接種スケジュール】
  標準的な接種方法 左記の方法をとることができない場合の接種方法
2価 1か月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6か月の間隔をおいて1回行う。

1か月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から5か月以上、かつ2回目の注射から2か月半以上の間隔をおいて1回行う。

(最短5か月で完了)

4価 2か月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6か月の間隔をおいて1回行う。

1か月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3か月以上の間隔をおいて1回行う。

(最短4か月で完了)

9価 2か月の間隔をおいて2回行った後、1回目の注射から6か月の間隔をおいて1回行う。

1か月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の注射から3か月以上の間隔をおいて1回行う。

(最短4か月で完了)

 

対象

小学校6年生~高校1年生相当の年齢の女子

※対象となる方には、小学校6年生になる年度の6月に予診票を送付します。

※現在高校1年生相当の方は、16歳の誕生日を迎える年度の終わり(3月31日)が公費で接種できる期間となっています。3回完了するまでに6か月以上かかりますので、接種希望の方は遅くてもその年度の9月までには接種を開始しましょう。

3回完了しなくても、接種期間を過ぎると本庄市で発行した予診票が使用できなくなります。

接種回数

2価(サーバリックス)

3回

4価(ガーダシル)

3回

9価(シルガード)

15歳になるまでに1回目の接種を開始した場合は2回、15歳になってから受ける場合は3回

子宮頸がん予防ワクチンリーフレット

子宮頸がん予防接種個別契約医療機関一覧

ワクチン接種の積極的な勧奨を差し控えていた期間に対象であった方への対応(キャッチアップ接種)について

積極的な勧奨の差控えにより接種機会がなかった方を対象に、キャッチアップ接種を実施しています。

接種期間は、令和7年3月31日までです。

対象

平成9(1997)年4月2日~平成19(2007)年4月1日生まれの女性

接種期間

令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間

3回完了していなくても、接種期間を過ぎると本庄市で発行した予診票が使用できなくなります。

※令和7年4月1日以降に接種する場合は全額自己負担となりますのでご注意ください。3回接種した場合の自己負担額の合計は約8~10万円となります。

接種回数

3回

※過去に1回又は2回のワクチン接種があり、接種を中断していた方などは、接種を初回からやり直すことなく、残りの回数を接種してください。

3回完了するまでに6か月以上かかります。接種希望の方は遅くても令和6年9月までに接種を開始しましょう。

子宮頸がんキャッチアップ接種に関するリーフレット
厚生労働省ホームページ
埼玉県ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課感染症予防係(保健センター内)
〒367-0031
埼玉県本庄市北堀1422-1
電話:0495-24-2003
ファックス:0495-24-2005
メールでのお問い合わせはこちら