里親制度
毎年10月は里親月間です。パネル展示を開催しています。
開催期間
本庄市役所
令和6年9月24日(火曜日)~10月4日(金曜日)午後3時まで
場所:市役所1階市民ホール
アスピアこだま(児玉総合支所)
令和6年11月13日(水曜日)~11月25日(月曜日)午後3時 まで
場所:児玉支所1階ロビ-
里親に関する現状や制度について、多くの方に興味を持っていただくため、児童養護施設の協力でパネル展示を開催しています。
ぜひ、お立ち寄りください。
里親について知ろう

※イメージです。
里親制度って何?
子どもが健やかに成長するためには、安定した家庭環境の中で、保護者の温かい愛情の下に育てられることが必要です。しかし令和6年7月の時点では、埼玉県内で何らかの理由で自分の家庭で生活できない子どもが1737人います。そんな子どもを家族の一員として迎え、温かい愛情と家庭的な環境で育てていく、児童福祉法に定められた制度が「里親制度」です。
里親の種類
※短期里親:その他に保護者の傷病や出産など、委託の期間が明確な子どもを短期で受け入れる里親です。
〇里親には、迎え入れる子どもの養育費として里親手当やこどもの医療費等が支給されます。
〇子どもの受け入れ前に、一定の交流期間を設け、児童相談所が、マッチングしサポートをします。
〇子どもの受け入れ後も管轄の児童相談所が、さまざまな相談やサポートを行いますので、安心して相談⇒申請⇒登録に進んでいただけます。
〇里親制度にご興味を持たれた方は、熊谷児童相談所(電話048-521-4152)にお問い合わせください。
里親養育の現状
前述のとおり埼玉県内には自分の家庭で生活することができない子どもが1737人います。そのうちの432人が里親・ファミリーホームのもとで生活し、1305人が児童養護施設などで生活しています(令和6年7月データ)。
国としても埼玉県としても少しでも多くの子どもが里親のもと家庭的な環境で養育してほしいと願っていますが、現在、登録里親は不足しており、大きな課題となっています。
実際に本庄市内でも里親として活躍されている方がいらっしゃいます。このような子どもを家庭で受入れ養育していくには想像以上の労力を必要とします。加えて生活に身近な人の里親制度についての理解を得ることが必要となり、現状では里親、里子が生活しやすい環境ができているとは言えない状況です。
里親制度についてのお願い
ぜひこの機会に里親制度について興味を持ってください。
将来のある子ども達の健やかな成長を支援するために、里親制度について正しく理解し、里親、里子が生活しやすい環境づくりにご協力ください。
里親になってみませんか
現在、県内では、養子縁組を目的とした里親、数日~数カ月など短期間で子どもを預かる里親、長期間で子どもを預かり養育していく里親、中学生や高校生などの大きな子どもと一緒に暮らす里親など、幅広く里親を募集しています。
里親になるためには
里親として活躍していくためには埼玉県への里親登録をします。
里親登録の簡単な流れを紹介します。

まずは本庄市の管轄である熊谷児童相談所へ相談してください。基礎研修(講義・施設見学)と登録前研修(講義・養育実習)の受講、児童相談所による家庭訪問調査、県の福祉審議会での審議を経て登録となります。
今後の里親制度入門講座について
対 象:埼玉県在住の方
内 容:里親制度について
里親の体験談
参加費:無料
開催日 | 時間 | 会場 |
8月10日 (土曜日) | 13時~15時 | 長瀞町多世代ふれ愛ベース長瀞集会室 |
11月10日 (日曜日) | 13時~15時 | 本庄商工会議所 |
12月3日 (火曜日) | 10時~12時 | 熊谷児童相談所 |
R7年3月8日(土曜日) | 13時~15時 | 行田市商工センター |
申し込み・問い合わせ
社会福祉法人愛の泉 愛育里親支援センター
電話 0480-63-3108
Mail satooyako@ainoizumi.com
里親Q&A

市内里親さんの声 タイトル「一緒に暮らそう。」
10数年前に、里親制度を知り、当時虐待報道があちこちで聞かれる中、少しでも平穏な生活が送れない子ども達の力になれればと、里親を登録しました。また、我が家には、実子がおりましたが、成長して巣立っていくことを考えると、里親として長い間、子どもの成長に関わっていけることは楽しみでもありました。現在、実子は巣立ち、中学3年と5歳の男の子2人が一緒に暮らしています。
育ってきた環境が違い、いろいろな重荷を背負ってきた子どもと暮らすことは、決して簡単なことではありませんでした。自分の思い描いていた暮らしは儚く打ち砕かれ、子どもを受け入れることの大変さを実感しています。それでも、子どものキラキラした笑顔と成長していく姿を見たり、子どもとの生活や子どもの思いを共有することで、自分もまた元気をもらい、幸せをもらっています。
夫婦は元は他人です。私も、親と暮らした18年より、夫と暮らした37年の方が遥かに長くなりました。家族は、血の繋がりではなく、人と人との繋がりです。
一緒に暮らしましょう。
里親全体に関することの問い合わせ先
埼玉県熊谷児童相談所 里親推進担当
〒360-0014 熊谷市箱田5-13-1
連絡先:048-521-4152
E-mail:k230967@pref.saitama.lg.jp(代表)
埼玉県のホームページでも詳細が掲載されています。
この記事に関するお問い合わせ先
こども家庭センターこども相談係
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-71-4501
ファックス:0495-25-1145
メールでのお問い合わせはこちら
更新日:2024年08月27日