セアカゴケグモにご注意ください
埼玉県内でも「セアカゴケグモ」の生息が確認されています。
セアカゴケグモは外来生物法で特定外来生物に指定されているオーストラリア原産の毒グモです。
攻撃性の低いおとなしいクモですが、触ると噛みつく可能性があります。
セアカゴケグモを発見した場合は素手で捕まえたり、触ったりせず、環境推進課までご連絡ください。
生息場所
- 日当たりのよい暖かい場所
- 地面や人工物の窪み、隙間 など
(例:プランターの底、室外機の裏、公園の遊具やベンチの裏 など)
特徴
大きさはメスが約10ミリメートル、オスが約5ミリメートルの小さなクモです。全体が光沢のある黒色をしており、メスには腹部の背面に赤色の縦条模様があります。
また、毒を持つのはメスのみであるといわれています。
噛まれた時は
セアカゴケグモに噛まれると刺されたような痛みと共に、患部の腫れや脱力感、筋肉痛、頭痛などの全身症状が現れることがあります。
万が一噛まれた場合は、すみやかに医療機関にご相談ください。
間違われやすいクモ
ジョロウグモ(メス)
腹部に赤い模様があることからよく間違われますが、人間には無害のクモです。
腹部に黄色の横シマがあることや、サイズが17~25ミリメートルと大きいことからセアカゴケグモと区別ができます。
また、セアカゴケグモが不規則で立体的な巣を作成するのに対し、ジョロウグモは人の目線より高い位置に円形の巣を作成することからも区別ができます。
セアカゴケグモは背中側に赤色の模様がありますが、ジョロウグモはおなか側に赤色の模様があります。
更新日:2020年10月01日