本庄市環境マネジメントシステム
1.環境マネジメントシステムとは
組織や事業者が、その運営や経営の中で自主的に環境保全に関する取り組みを進めるにあたり、環境に関する方針や目標を自ら設定し、これらの達成に向けて取り組んでいくことを「環境管理」又は「環境マネジメント」といい、このための工場や事業所内の体制・手続き等の仕組みを「環境マネジメントシステム」といいます。
環境マネジメントシステムには、環境省が策定したエコアクション21や、国際規格のISO14001等があります。
2.環境マネジメントシステムの必要性
地球温暖化などの環境問題に対応し、持続可能な発展をしていくためには、経済社会活動のあらゆる局面で環境への負荷を減らしていかなければなりません。そのためには、幅広い組織や事業者が、自主的かつ積極的に環境保全の取り組みを進めていくことが求められます。環境マネジメントシステムは、そのための有効なツールです。
地球環境の容量の限界を考えれば、環境保全に対するさまざまな規制や要請は、今後ますます強化されると予測されます。こうした動きに効果的に対応するには、環境マネジメントシステムにより体系的に取り組むことが必要となってきます。
3.本庄市環境マネジメントシステムについて
システム構築の目的
市では、平成20年4月、市・事業者・市民の環境配慮への取り組みをまとめた「本庄市環境基本計画」を公表し、この中で掲げる環境への配慮活動を市全域に広めるため、「本庄市環境宣言」を行いました。
この宣言に基づき、市の事務事業における環境配慮活動を推進するため、独自の環境マネジメントシステムを構築しました。
システムの仕組み
プラン(環境に対する方針を公表し、目標に向けた計画を作成)、ドゥ(取り組みの実施)、チェック(取り組みの点検)、アクション(取り組みの見直し)のPDCAサイクルによる継続的な環境配慮活動により、市の事務事業で生じる環境への負荷を低減させる仕組みです。
更新日:2023年12月01日