令和3年度以前の高校生プロジェクトの取り組みをご紹介します

更新日:2024年02月28日

本庄市高校生プロジェクト「七高祭」とは

本庄市高校生プロジェクト「七高祭」は、平成20年度から始まった、市内の高等学校から代表生徒が参加して、学校の垣根を越えて地域とともに様々なプログラムに取り組む連携事業です。

事業の詳細と、最新情報は以下のページをご覧ください。

平成20年度から令和3年度までの高校生プロジェクトの歩み

平成20年度 セブンハイスクールサミット2008 in 本庄

開催日

平成20年12月23日(祝)

場所

早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター

主催者

 本庄地方拠点都市地域整備推進協議会(事務局:本庄市役所 拠点整備推進局)

「地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に基づく法律(平成4年)」に基づき、平成5年に地域指定された1市5町1村(本庄市、美里町、児玉町、神川町、神泉村、上里町、岡部町)で設立された協議会です。平成20年度当時は、市町村合併の関係で、1市3町(本庄市、美里町、神川町、上里町)で構成されていました。

目的

本地域(1市3町)に7つもの高等学校があったことを捉え、その生徒代表と1市3町の市長、町長とがテーマについて直接議論することにより、今後の時代を担う高校生の人材育成を図るとともに、本地域の将来にわたる持続可能な社会の構築を目指し、実施されました。

参加高校

埼玉県立児玉高等学校、埼玉県立児玉白楊高等学校、埼玉県立本庄高等学校、埼玉県立本庄北高等学校、本庄第一高等学校、本庄東高等学校、早稲田大学本庄高等学院

内容

テーマに対する各学校別の研究成果をプレゼンテーションし、その後、1市3町の市町長とのパネルディスカッションを行いつつ、共通の方向性を見出しながら、本地域から全国及び全県に対するサミット宣言と称した「2008本庄宣言」を発しました。初回(平成20年度)のテーマは、7つの高等学校を代表した生徒の皆さんで議論した結果、「環境」としました。

~ 2008本庄宣言 ~

私達は、本日、本地域の将来の美しいまちづくりと持続的な発展に寄与すべく、本地域を取り巻くあらゆる環境について、英知をもって協議、検討し、その結果を宣言として、ここにサミット参加者全員の一致をもって、以下、宣言する。

  1. 人と自然が共生し、支え合い、安心して暮らせる、活気あふれるまちづくりを目指します。
  2. 我々一人ひとりが、身近な環境改善のための努力をし、地域環境の改善を目指します。

平成21年度 セブンハイスクールサミット2009 in 本庄

開催日

平成21年12月20日(日曜日)

場所

早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター

主催者・目的・参加高校

前年度に同じ

内容

テーマは、7つの高等学校を代表した生徒の皆さんで議論した結果、「まちづくり」となりました。

前年と同様、各校毎のテーマに沿ったプレゼンテーション、1市3町と各校代表生徒によるパネルディスカッションを経て、7校の提案を「まちづくり宣言」として発表しました。

~2009本庄拠点宣言 ~
  1. 本庄地方拠点都市地域として、地域産業のポテンシャルを最大限に活性化し、さらに活用していく「まちづくり」を進めます。
  2. 地域連携により、安全と安心を享受できる「まちづくり」を行い、地域内外を問わず、あらゆる人々がこの地域を通して、つながっていける魅力あふれる「まち」を目指します。

平成22年度 セブンハイスクールサミット2010 in 本庄早稲田の杜

開催日

平成22年10月24日(日曜日)

場所

「本庄早稲田の杜まちびらき」式典会場

主催者・目的・参加高校

前年度に同じ

内容

テーマは、7つの高等学校を代表した生徒の皆さんで議論した結果、『「本庄早稲田の杜」のまちづくり~持続可能なまちの実現のために~』としました。

本協議会事業の中核である本庄新都心地区内における「本庄早稲田の杜」記念式典の開催に合わせて実施しました。

各校代表者の協働による高校生からのまちづくりのプレゼンテーションを行い、当会会長(本庄市長)とのパネルディスカッションを経て、高校生自身によるまちづくりの展開を結論とした宣言を発表しました。

~ 「セブンハイスクールサミット2010 in 本庄早稲田の杜」宣言文 ~

自然豊かな「本庄早稲田の杜」は地域を牽引する「まち」として、人、企業など「本庄早稲田の杜」に集うすべての人は、あらゆる分野の連携と共生を高めあいながら、新たな「まち」を築き、将来にわたり「自然」・「人」・「文化」を育み続けていきます。

平成23年度 ハイスクールまちなか再生プロジェクト「駅からハイキング大作戦!!」

開催日

平成24年1月14日(土曜日)

場所

本庄駅北口地域

主催者・参加校

前年度に同じ

内容

プロジェクトメンバーの高校生が主体となって、早稲田大学の留学生と一緒にJRが主催する「駅からハイキング 武州本庄七福神巡り」とプロジェクトチームが手掛けた「まちなかスタンプラリー」の各寺院や店舗を回りながら、本庄市や各高校のこと、母国の事などをテーマに異文化交流を行いました。

これらの活動を通して、国際交流の意義や楽しさ、地域の再発見をすることによる人材育成の狙いもあります。

平成24年度 高校生プロジェクト「本庄まつり大作戦!」

開催日

平成24年11月3日(土曜日)

場所

ホンダプロモーション駐車場(本庄市銀座2-2)

主催者・参加高校

前年度に同じ

内容

本庄まつりと同日に、お祭り会場となるエリアの一角を占拠し、各校のクラブ発表を行いました。

クラブ発表の内容は多種多様で、野菜の販売(児玉白楊高校)や、ギターの弾き語り(本庄高校)、ダンス(児玉高校)もあれば、ブラスバンド(本庄第一高校)、書道パフォーマンス(本庄東高校)、マジック・バルーンアート(本庄北高校)、漫才(早稲田大学本庄高等学院)も披露されました。

その他、同年7、8月の2日間で実施した本庄駅北口の「まちあるきワークショップ」で感じた「良い点」、「悪い点」をピックアップした上で、地域の魅力や自身でどんな取組ができるかなどの発表を行いました。

平成25年度 高校生プロジェクト「赤城乳業へのプレゼンテーション!! ~ 目指せ!Very Good! 高校生パワーでガリガリ君に挑戦!! ~」

開催日

第1回:平成25年12月15日(日曜日)…プレゼンテーション

第2回:平成26年2月3日(月曜日)…最終会議

場所

本庄市役所

主催者

前年度に同じ

参加高校

埼玉県立児玉高等学校、埼玉県立児玉白楊高等学校、埼玉県立本庄高等学校、本庄第一高等学校、本庄東高等学校、早稲田大学本庄高等学院

なお、平成25年3月、本庄北高等学校は本庄高等学校に統合されたため、今回より7校から6校となりました。

内容

「この地域への愛着心を育てる」ことと、「企業に挑戦し、仕事の厳しさや面白さを実感してもらう」ことを目的に、高校生が地域内を巡り地域の魅力を感じ、その魅力を活かした「ガリガリ君」の新しい味(フレーバー)を赤城乳業株式会社へプレゼンテーションしました。

また、当協議会の会長である吉田信解本庄市長と意見交換を行い、1年間の活動を振り返るとともに、このプロジェクトを通しての感想や今後の地域づくりに対する提案、また、次年度の高校生プロジェクトについて協議しました。

平成26年度 高校生プロジェクト「おいしさ発見マップ」

実施期間

平成26年6月から11月までの間に、全体会議やワークショップ等を実施。

平成27年2月5日(木曜日)に、最終会議を行い、マップのお披露目を行いました。

場所

本庄市役所

主催者・参加高校

前年度に同じ

内容

児玉郡市地域をPRするために、「高校生プロジェクト おいしさ発見マップ」と題し、高校生お手製のガイドマップを作成しました。

作成に当たっては、2回の全体会議を経て、4地域(本庄市、美里町、神川町、上里町)に分かれて地域巡り(特産品の試食やスポット巡り)を実施し、出版社編集長のアドバイスを聞きながら3回のワークショップを行い、高校生が厳選した児玉郡市地域おすすめのおいしいものを盛り込んだマップの完成に至りました。

最終会議では、完成したガイドマップのお披露目をし、修了証の授与の他、吉田市長と意見交換を行いました。

平成27年度 本庄市内6校合同文化祭「六高祭」

開催日

平成27年8月23日(日曜日)

場所

本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)

主催者

高校生プロジェクト実行委員会

参加高校

前年度に同じ

内容

旧本庄市と旧児玉町が合併して新「本庄市」となり10周年を迎えるにあたり、合併10周年記念事業の一つとして開催しました。また、平成27年6月1日にオープンした本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)のオープン記念も兼ねていました。

来場者数は約600名でした。

目的

本庄市内6校の高校生が1日、「はにぽんプラザ」を占拠して、6校が合同で行う文化祭「六高祭」を開催することにより、多くの高校生やその保護者に「はにぽんプラザ」をPRすることと、各高校からの代表者が実行委員として準備・運営することで、他の高校と交流を図ること。

コンテンツ
ステージ発表

チアダンス、ストリートダンス(本庄東高校)や、書道パフォーマンス(早大本庄学院、本庄東高校)、ピアノ演奏(早大本庄学院)、合唱(本庄東高校)、演劇(児玉高校)、漫才・コント(早大本庄学院)の披露が行われました。

展示発表

書道作品や手芸、絵画、写真、生け花等の展示が各校により行われました。

平成28年度 本庄市内6校合同文化祭(第2回)「六高祭」

開催日

平成28年8月21日(日曜日)

場所

本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)

主催者・参加高校

前年度に同じ

内容

第2回目となる今回のスローガンは、「CONNECT~六高六色~」。

市内6校のつながりを強くすることはもちろん、「六高祭」を盛り上げていくことで地域の活性化を目指し、未来に繋げていく、又多くの方に来場していただき、本庄市や市内6校の魅力を次世代に繋げていこうとするものです。

来場者数は約1,000名でした。

コンテンツ
ステージ発表

ダンスやピアノ演奏、合唱、吹奏楽演奏、書道パフォーマンス、バンド演奏など、各校による様々なステージ発表が繰り広げられました。

展示発表

各校から18団体が参加しました。書作品や絵画、写真、活動報告の展示から、自主制作の映画の放映や早押しクイズの体験など、バラエティに富んだ展示発表が行われたほか、物品販売やスタンプラリーも行われ、大変盛況でした。

平成29年度 本庄市内6校合同文化祭(第3回)「六高祭」

開催日

平成29年8月20日(日曜日)

会場

本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)

主催者・参加高校

前年度に同じ

内容

3回目となる今回は「Fly High ~六高六色~」というスローガンを掲げました。

ステージ発表や展示発表に加えて、市内のお菓子やさんやパン屋さんの協力を得て、オリジナルのスイーツを製作しました。

また同日、市民団体による後夜祭的なイベントとして「六夜祭」が開催され、はにぽんプラザにほど近い銀座ポケットパークを舞台に、高校生によるアコースティックライブも行われるなど、六高祭をきっかけにした町おこしの取組も行われました。

各校のつながりと、まちの活性化というテーマに向けた取組を行い、会場には多くの来場者で賑わいました。

平成30年度 本庄市内6校合同文化祭(第4回)「六高祭」

開催日

平成30年7月29日(日曜日)

場所

本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)

主催者・参加高校

前年度に同じ

内容

4回目となる今回は、「笑顔満祭」をスローガンとし、「本庄市の良いものを知ってもらう」をテーマに据え、2大プロジェクトとして、本庄の織物文化をたどるファッションショー「ORIMONOGATARI」と、地元野菜を活かした新作スイーツの開発にチャレンジしました。

ファッションショー「ORIMONOGATARI」では、本庄織物を題材に、高校生と本庄市役所若手職員がモデルとなり、和装から洋装、過去から現在、そして未来へと歴史を紡いでいくファッションショーを開催。

新作スイーツ開発では、本庄農業女子や市内店舗の協力を得て、数種類のコッペパンや野菜バーガー、カボチャのケーキ、当日のスタンプラリーの景品にもなった「トマトのマカロン」を作り上げ、イベント来場者に向け発表会を行いました。

その他、ステージ発表や展示発表も行われ、多くの来場者で賑わいました。

令和元年度 本庄市内7校合同文化祭(第5回)「七高祭」

開催日

令和元年7月28日(土曜日)

場所

本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)

主催者

前年度に同じ

参加高校

埼玉県立児玉高等学校、埼玉県立児玉白楊高等学校、埼玉県立本庄高等学校、本庄第一高等学校、本庄東高等学校、早稲田大学本庄高等学院、埼玉県立本庄特別支援学校

内容

今回より、本庄特別支援学校が新たに加わり、「七高祭」となりました。

スローガンは、「0輪~新しい時代」。

ステージ発表や展示発表に加え、七高祭改名企画として、飲料企業等の協力のもと、オリジナルドリンクを高校生がプロデュースしたほか、はにぽんプラザ内のカフェ(郡内の洋菓子店※当時)に協力していただき、七高祭オリジナルスイーツもプロデュースしました。

また、本庄市をテーマにしたクイズ大会も開催。ここに参加したみんながひとつの「輪」となり、新しい時代に相応しいイベントとなり、多くの来場者(約1,200名)で賑わいました。

令和3年度 本庄市7校合同プロジェクト「虹がかかるまち」(魅力発信冊子制作)

実施期間

令和3年11月から令和4年3月まで

参加高校

前年度に同じ

目的と経緯

これまで実施してきた各プロジェクトや、「六高祭」、「七高祭」の理念を踏襲しながら、コロナ禍でも実施できるような新たな方法で高校生の社会参画を進めることにより、本市への地域愛の醸成を図るとともに、市内外への本市の魅力発信につなげるための事業です。

新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度は高校生プロジェクトが実施できませんでした。そこで当時の高校生から、「令和3年度の3年生が卒業すると、七高祭を知る世代がいなくなってしまう。何らかの形で高校生プロジェクトを継続できないか」と、コロナ禍でも実施できる事業を提案してくれたことから始まったという経緯があります。

内容

高校生が撮影した市内の写真による魅力発信冊子「虹がかかるまち」を制作しました。

撮影地は、市内で高校生がよく行く場所・行ってみたい場所・撮ってみたいものからピックアップ。プロカメラマンによる写真講座を実施したのち、カメラを持って市内を歩いて巡りました。

名所を被写体にしたガイドブックを作るようなやり方ではなく、高校生自身の感性、個性を大切にし、まちの中で心が動いた瞬間をカメラに収めてもらいました。高校生の個性と、本庄市の知られざる魅力にあふれる写真がたっぷり詰まった冊子です。

冊子虹がかかるまちのn表紙

「虹がかかるまち」写真展

冊子「虹がかかるまち」に掲載した写真を展示する写真展を、以下の日程で開催しました。

  • 2022年3月1日から3月15日まで…本庄早稲田駅(彩北未来空間)
  • 2022年3月16日から3月29日まで…本庄駅(テラスバ本庄)
  • 2022年7月12日から7月25日まで…本庄市市民活動交流センター(はにぽんプラザ)
  • 2022年7月29日から8月12日まで…本庄市児玉文化会館(セルディ)
  • 2022年8月19日から9月2日まで…本庄市役所
来場者の声

写真展にご来場いただいた方から寄せられた声を一部ご紹介します。

来場者から頂いたコメント
市内在住 50代 ずっと長く本庄に住んでいますが、いい町(街)ですが、平凡だな~。と思っていました。今回のプロジェクトで、新たな発見!!を感じる事ができました。
市内在住 40代 若い人の活動が知られて良かったです。街、駅の元気につながるような気がします。
市内在住 40代 普段よく通る場所がカメラを通すと映画の中の世界の様に美しく感じました。息子や娘のような年代の子達の感受性にとても刺激を受けて毎日をもっと大切にすごそうと思えました。
市外在住 50代 普段気づかない場面を写真を通して「おもしろい」発見が多くありました。こんな状況で繋がりがしづらくなるなか、いろいろな「虹」がかかるといいですね。
市外在住 20代 高校生ならではの、視点がすてきでした。私も写真を撮ることが好きですが、いわゆる「映える」スポットに足を運ばずとも自分の身近に、日常にこんなにすてきな瞬間が転がっていることに気づかされました!
市外在住 30代 すべての方の写真が輝いてみえました!本庄市は美しい街だと知ることができ、また来たいと思います。同じ埼玉に住んでいますが、こんなにも美しい一面の市があるのだと、正直驚きもありました。写真家さんたちの想いが写真にかいまみれて、心が洗われました。

 

テラスバ本庄で開催した写真展の様子

テラスバ本庄で開催した写真展の様子

はにぽんプラザで開催した写真展の様子

はにぽんプラザで開催した写真展の様子

セルディで開催した写真展の様子

セルディで開催した写真展の様子

令和4年度の取り組みはこちらから

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部広報課魅力創造係
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