令和5年本庄市長年頭のあいさつ

更新日:2023年01月01日

手話通訳協力:児玉郡市手話者通訳派遣事業

新年明けましておめでとうございます。本庄市長の吉田でございます。

市民の皆さまには、令和5年の新春をご健勝にてお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。日頃より市政へのご理解とご協力、誠にありがとうございます。

 

さて、昨年を振り返りますと、さまざまな出来事がございました。

3月、児童の尊い命が奪われる痛ましい事件が市内で起きていたことが発覚しました。現在、この事件は、第三者による検証が進められておりますが、子ども基点で考え、再発の防止にしっかり取り組んでまいります。

6月、市内は降ひょう被害に見舞われ、住宅や車両、また、公共施設への被害に加え、市の重要な産業である農業に甚大な被害をもたらしました。こうした中、クラウドファンディング型の寄付など多くのご厚意に預かり、支え合いのありがたみを実感しました。

 

令和4年は、長引くコロナ禍に加え、ウクライナ侵攻に端を発する物価上昇など、多事多難な年でありましたが、一方で、コロナ禍以前の日常を取り戻し始めた一年でもありました。

まず、晩秋の風物詩「本庄まつり」「こだま秋まつり」を3年ぶりに開催できましたこと、関係各位に心から感謝申し上げます。

また、同じく11月には「ほんじょう産業フェスタ」を初めて開催し、盛況のうちに終えることができました。

こうしたイベントに加え、文化・芸術やスポーツ、また市内各地域での伝統行事など、これまで停滞を余儀なくされてきたさまざまな活動が再開され始めたことは明るい兆しといえます。

 

まちづくりのトピックスとしましては、国道17号本庄道路の全区間の事業化決定、新しい神流川橋の開通など、事業に大きな進展がありました。長年、ご尽力されてこられた多くの方々のお力添えの賜物であり、感謝の念に堪えません。

 

さて、本年は、市の将来像を示した「総合振興計画」における後期基本計画が始動するほか、「本庄駅北口周辺整備基本計画」に基づくまちづくりの前進、「産業振興計画」や「公共施設等総合管理計画」の策定、また、「道の駅」構想など、5年後、10年後を見据え、目指すべき本市の未来に向けて、じっくり取り組んでまいります。

また、高齢者の支援を目的とする「地域包括ケアシステム」の充実や、全ての妊婦・子育て家庭に対する「伴走型相談支援」など、各分野の課題についても、皆様の声を聴きながら丁寧に進めてまいります。

 

本年も、皆様のお力添えをいただきながら、「世のため、後のため」、市政の進展に傾注してまいります。

結びに、皆さまのご健康とご多幸をご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

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