介護保険料について(令和3年12⽉28⽇回答)

更新日:2022年09月09日

意見・提言

私は65歳になり、国民年金の老齢基礎年金を受給できるようになりました。市に介護保険料について問い合わせたところ、年 80万円未満が18,720円で、80万円を超えると31,200円にはね上がるとのことでした。

私の年金額は80万円を3千円ほど超える程度です。これでは、例えば年金額799,990円の人と、800,010円の人では、介護保険料を控除した後の額では、781,270円と768,810円となり、頑張って保険料一生懸命多く納めた人のほうが、実質もらえる額が少なくなり誠に不公平極まりません。

この不公平を解消してください。

回答

介護保険は、高齢者の暮らしを社会全体で支える仕組みでございます。このため、国や県、市が負担する公費と、40歳以上の方に納めていただく介護保険料を財源として運営しております。財源の内訳といたしましては、公費で50%、40歳から64歳の方には27%、65歳以上の方には23%をご負担いただいております。

介護保険は、他の社会保険と同じように皆様に加入していただく、いわゆる強制加入の仕組みでございますので、保険料は、定額ではなく加入者の所得状況に応じて設定しております。

65歳以上の方の介護保険料の設定にあたっては、必要と見込まれる介護保険サービスの総額を算出し、その内、65歳以上の方にご負担いただく23%分を65歳以上の方の人口で除した金額を基準として、所得の低い方などの負担が大きくならないよう所得状況に応じて13段階に区分しています。

現在の基準となる額は、一人当たり62,400円でございますが、第1段階の「非課税世帯で年金収入と他の所得の合計が80万円以下の方」は18,720円、第2段階の「年金収入等が80万円を超え120万円以下の方」は31,200円としております。また、第13段階の「合計所得金額が800万円以上の方」には基準額の2倍となる124,800円を負担していただいております。このように各段階の介護保険料には、それぞれ差額がございます。

ご意見をいただきましたように、わずかな収入の差により保険料にその差以上の負担が生じることがございます。この点、不公平と感じられる方もおられると思いますが、所得状況に基づき、ご負担いただく保険料を段階的に設定することにより、所得の低い方の負担を軽減するなど、所得状況に応じたご負担となるよう設定しておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

(令和3年12月28日回答)

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