マイナンバーカードの受領について(令和5年6⽉14⽇回答)
意見・提言
マイナンバーカードについて、是非改善していただきたくご連絡いたしました。
息子のマイナンバーカードの期限が、今年2月末で切れたため、3月初めに申請いたしました。進学で4月に県外へ移転したため、移転前に受領したく3月末にカードが届いていないか連日お問い合わせいたしました。しかし、駆け込み申請の方々とタイミングが同じだったため、通常よりも1月余計にかかるとのことで移転前に受領はできませんでした。
息子が5月の連休で帰省した際、カードが届いているか電話で問い合わせたところ、到着しているがハガキの発送には至っていないとのことでした。
ハガキ発送前に受領するには本人確認書類2種(1種は写真つき)が必要、息子は免許を取得しておらず、証明できるのはパスポートのみ、そのパスポートも都合により母親の私が持って出てしまっており今回は受領を断念することになり夏休みの帰省までまた受領ができません。
カードが本庄市に到着したならば、すぐにハガキの発送をすべきではと係の方へお伝えしたところ、日々、200~300枚の確認があるためすぐに発送まで至らないとのことでした。
係の方にはどうにもできない状況なのに一生懸命対応されている方に意見を言うのは大変心苦しく思いました。
今回、市として、どの様な対策を取られていたのでしょうか。申請した数だけ受領があるのは当然のこと、郵便局の年賀状シーズンのアルバイトの様に一時的に人を増やし、アルバイトの方にはカードの検品はできないにしてもハガキ発送の準備などできることはあると思います。国が急に決めたことでアルバイトを雇う予算取りがないのならば、他の課の人を借りる、他の課も年度末、年度始めで忙しい、国が決めたことだから国が国がと言い訳しか出てこないならば、通常ルールよりも緩和ルールを作るべきです。ルールに依存し、柔軟な措置も取らなければ、ポイントの締切前に申請した全ての市民の手にカードが行き渡ることは難しいのではないでしょうか。こう言った柔軟な対応ができてこそ、本庄市が他の市町村とは差別化された住みやすい市になるのではないでしょうか。
回答
今回、ご子息のマイナンバーカードの受け渡しに関して、大学から帰省されているタイミングでお渡しすることが出来なかった理由について、ご説明させていただきます。
マイナンバーカード(以下「カード」)交付までの手続きの流れでございますが、申請者ご本人が、カードを作成する地方公共団体情報システム機構(以下「機構」)宛てに申請しますと、機構から本市にカードが納品されます。その後、本市で交付に必要な設定を行ったうえで申請者に交付通知書を発送し、原則としてご本人に来庁していただき、本人確認を経てカードをお渡ししております。
本年3月上旬に申請をされた方につきましては、マイナポイント取得に伴うカード申請期限の関係で全国的に申請が集中した結果、カードの納品に1ヶ月半以上かかる状況となっておりました。市では、この間も速やかに交付できるよう人員の増員や時間外の業務を増やすなどの対応を取り、ご子息が申請されたカードにつきましては、4月下旬に納品された後、必要な設定を行ったうえで5月中旬に交付通知書をお送りいたしました。
全国的に、短期間にカードの申請が集中し混乱するなか、機構と市の双方がその対応に追われ、結果として2ケ月余りの期間を要し大変ご不便をおかけいたしましたが、全国的にマイナンバーカードに関するトラブルが頻発している現状に鑑みますと、カードの交付に際しては、効率的に事務処理を進めながら、規則に沿った迅速かつ慎重な作業が必要と考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
(令和5年6月14日回答)
この手紙の内容に関するお問い合わせ先
市民課 25-1113
更新日:2023年09月06日