能登半島地震被災地へのご支援を(令和6年2月1日号)

更新日:2024年02月01日

1月1日、元旦行事も終わりホッとしていた夕方、けたたましい緊急地震速報の後、長い揺れを感じました。本庄市の震度は3でしたが、震度7を観測した石川県の能登半島では、ご存じのとおり甚大な被害が発生しました。
改めて犠牲となられた数多くの方々に心から哀悼の誠を捧げ、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。国や県のオペレーションによる組織だった支援が始まる前に、本庄市としてまず何ができるか考え、2日朝かねてより交流のある石川県の首長にお見舞いとともに、「お困りの点は遠慮なくお伝えください」とメールしました。同日、担当職員が市の備蓄品について確認し、ペットボトルの飲料水(500ml)7,200本とブルーシート300枚等がすぐに供出可能と報告を受けました。
当初、これらの物資を石川県のストックヤードに送ることも考えましたが、3日夜に同県加賀市長から避難所の水とブルーシートが足りず困っている、との報があり、急きょ予定を変更して同市に送ることとしました。
搬送手段については、地震発生当初からトラック提供と搬送を申し出てくれた会社社長のご厚意で、4日に物資をトラックに搬入し、5日早朝、市職員とともに加賀市へ搬送しました。
その後、国・県・市町村連携のオペレーションも整い、1月末には本市の給水車をはじめとしたさまざまな支援を行うため、職員を被災地に派遣しました。また、知人が住んでいる縁で本市へ避難を希望された輪島市からの被災ご家族3名を、1月15日に市営住宅に受け入れました。
あわせて、市社会福祉協議会と連携して義援金のお願いをすることにしました。設置している募金箱だけでなく、大口の義援金をお寄せくださったかたもおられます。各団体が開催する諸行事でも募金箱が設置され、多くの善意が寄せられています。心から感謝申し上げます。
a復旧復興に向けた歩みは長期にわたります。市としてもできる限りの支援をしてまいります。なお、一般の方からのご支援は、物資よりも義援金が有効です。皆さまのご理解とさらなるご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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