市の小中学校教育と、学校施設を含む公共施設について(令和6年6月1日号)

更新日:2024年05月31日

5月、市内の自治会長と学校運営協議会委員の皆さまを対象に、本市の公立小中学校教育と学校を含む公共施設等の今後についての説明会を計4回、開催しました。今後、地域ごとに市民の皆さまにお知らせして意見交換をさせていただく前段階として行ったものです。
教育を取り巻く環境が大きく変わるなか、児童の数がさらに大きく減少すると予想される小学校もあります。また、市内の公共施設の老朽化も進んでいます。
説明会では、将来を見据えて
・ 令和13 年度から21 年度にかけて、小規模小学校を公立中学校区単位で統合し、クラス替えができる教育環境を整え、遠方からの通学にはスクールバスを出すこと
・ 小学校統合の有無にかかわらず、公立中学校区単位で小中一貫教育(本市の目指す15 歳像を設定し、9年間の教育課程を編成のうえ、教員の交流等を実施)を令和7年度から段階的に実施し、学力の向上を図り、不登校の原因のひとつでもある中学校入学時の不安にも対応すること
そのほかにも、各校校舎の大規模改修(内装に木をふんだんに使用する)や体育館への空調設置、また、膨大な費用を要する夏季限定の小学校プールを廃止し、各学校が共同で使える全天候型のプールを整備して市民にも開放、そして各公民館や児童センター等を統合、といった現時点での方針案をご提示し、皆さまから貴重なご意見をいただいたところです。
学校は、こどものみならず地域にとってのよりどころです。また、市内の公共施設についても市民の活動の拠点として愛され、使用されています。しかし、縮小するこれからの時代にあって、こどもたちの健やかな成長を図り、増大する社会保障費に対応していくには、学校教育の充実と合わせ、学校を含めた公共施設の集約化と強靭化が必要です。これらには慎重な検討が必要ですが、できるときにしっかりと将来を見据えて方向性を出すことが求められる、そう考えました。
今回の説明会資料は、市のホームページでもご覧いただけます。今後、市民の皆さまへの説明会も開催します。ご理解とよりよい地域づくりのためのご意見を、なにとぞよろしくお願いいたします。

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