創業・起業を応援する本庄市(令和6年11月1日号)

更新日:2024年11月01日

本庄早稲田駅の南口、本庄早稲田の杜ミュージアムの建物2階にある公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパーク(以下、財団)では、地域における創業・起業を長らく支援しています。
本年も「本庄早稲田塾 ゼロから始める創業スクール」を開催。10 月5日には18 名の方がた(女性14 名、男性4名)の修了式が行われました。参加者の年齢は20 代から60 代。職種についても一人ひとり違い、バラエティに富んでいます。本庄市の方が8名、児玉郡内や遠くは飯能市や群馬県高崎市、桐生市からも参加されました。
修了式では、毎回講師をお務めの辰野博一先生(創業支援で幅広く活躍されている経営コンサルタント)はじめ、起業をお手伝いしようと本庄商工会議所や上里町商工会、金融機関や市内のコワーキングスペース代表、そしてスクールのOB、OGの皆さまが集まり、修了生を祝福・激励しました。
また、10 月3日には、製薬開発研究支援に関して高度な技術を持つデンマークの機器メーカーの日本法人が、財団の隣にあるインキュベーション・オン・キャンパス本庄早稲田(以下、IOC)から本庄市内に本社を移し、新社屋のオープニングセレモニーが行われました。
インキュベーションとは「孵化」ですが、この会社は12 年間IOC内で研究開発、人材育成、資金調達、顧客拡大等に努められ、そしてこのたび、新たなステージへの一歩を踏み出したわけです。群馬県出身で研究者の鶴淵雄士代表取締役は、新社屋をどこにしようかとスタッフと相談したところ、交通の利便性があり、生活環境が良く、お世話になった財団、早稲田大学関係者はじめ、多くの温かい皆さまがいるここ本庄が良い、とみんなで決定し、その後、埼玉ひびきの農協はじめ多くの地域の皆さまのおかげでこの地に建設できた、とおっしゃいました。
内覧会の中で、どなたかに「本庄市は言ってみれば面倒見の良い、人情あふれるインテリジェントシティですね」と言われ、思わず市の新たなブランドメッセージである『どこにでも行けるけど、ここにいたい。本庄』の言葉が頭に浮かび、うれしかったです。
産・学・公・地域が一体となって、これからも創業・起業を応援する本庄市でありたいと思います。

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