大切にしたい「秋まつり」(令和6年12月1日号)
本庄まつり(11 月2日、3日)、こだま秋まつり(11月3日)が盛大に、そして、無事に終わりました。本年は祭りに伴う諸行事も、コロナ禍以前のように催行されることが決まり、神社関係各位、また、各町会の役員はじめ、お祭りの実務担当各位が長らく準備を進めて来たところです。
しかし、11 月2日はあいにくの雨に見舞われ、特に本庄まつりにおいては、昼間の各町会内の山車巡行が中止となってしまいました。外に出られない、遠くに出かけられない、でも近所まで山車が来てくれる…と楽しみにしていた市民の皆さまには、まことに残念な思いだったと存じます。
そのような中でも、山車巡行を予定していた町会においては、雨の中、テントやシートを使いながらそれぞれの山車蔵において、あるいは当番また地元ということで、本庄ガスECO はにぽんプラザのホールにおいて、順番にお囃子の番組を進行し、長期間けいこを積んできたお子さんたちのために精一杯の工夫をされていました。
長雨が心配されたなか、明けて3日には朝から抜けるような晴天となり、すばらしいお祭り日和となりました。当日の私の日程もコロナ禍以前とほぼ同様、朝、自町の山車を見送った後、児玉の八幡神社例大祭、本庄の金鑚神社例大祭に参列し、午後からは御神幸行列(神輿渡御)に続く本庄まつり(金鑚神社附祭り)の山車巡行、こだま秋まつりの御神馬御神幸行列に参加。その後も午後10 時まで本庄のまちなかと児玉のまちなかを4往復して絢爛豪華な山車や屋台を拝見、それぞれのたたき合いや競演の場面でご挨拶し、ほかにもカラオケ大会や福引大会、地区自治会長との懇談などに参加することができました。
両日とも多くの皆さまとふれあい、また、各町会で歓待いただきました。心よりお礼申し上げます。
秋祭りは、古来より収穫を鎮守さまに感謝する行事です。本庄、児玉のまちなかのお祭り以外にも各地域で催行されている神社祭礼、そして獅子舞や神楽の伝統行事など、市内にはあまたの秋祭りが地域ごとに行われています。それぞれの祭りを担っておられる皆様に敬意を表し、地域社会の安寧をともに祈りたいと存じます。
更新日:2024年11月29日