立派だった「二十歳の祝い」式典(令和7年2月1日号)

更新日:2025年01月31日

1月12 日、グローバルソフトウェア本庄文化ホールにおいて「二十歳の祝い」を開催しました。毎年公募による実行委員の皆さんが、市職員とともに内容を企画し、当日は司会進行のほか、さまざまな役目を果たします。内容は二部構成で、第一部の式典は、実行委員長の開会挨拶をはじめとしたセレモニー。また、第二部のアトラクションは、中学校時代の恩師からの動画メッセージ等が流れ、参加者の皆さんには懐かしい内容となっています。
私は、主催者として毎年壇上から式典に臨んでおり、開会の際に舞台の緞帳が上がった瞬間、二十歳を迎える皆さんが発する独特の空気を感じています。果たして今年は…会場からまぶしいエネルギーを強く感じました。
開会冒頭、内田実行委員長の挨拶の中に、「突然終わってしまった中学校生活…」という言葉があり、その瞬間「ああ、あの世代の子たちだ」と改めて思い直しました。令和2年2月、彼らが中学校の卒業式を控える中、新型コロナウイルス感染予防のための政府要請により、全国の教育機関は一斉に休校。その後の高校入学式もあるいは開催されず、人生のうちで最もまぶしい時期が前代未聞の制限下に置かれ…そんな青春時代を過ごしたのが、今年二十歳を迎える皆さんです。
しかし、いや、だからこそというべきか、内田実行委員長は、「今ではそんなできごとが私たちのきずなを深め、自身を強くしてくれました」と続け、家族や仲間を大切にし、自分のやるべきことに全力で取り組み、夢をかなえ、本庄市の名を挙げることを誓います」と、まことに堂々とした言葉を述べました。また、会場内では、皆姿勢を正し、私語をせず、しっかりと前を見て人の話を聞いていた方がほとんどで、壇上から見たその姿はとても凛りり々しいものでした。大変立派な「二十歳の祝い」であったと感じました。
会場に来られた人も、来られなかった人も、等しく二十歳。自分の道を見つけて奮闘している人もいれば、迷いの中にいる人もいるでしょう。改めて、二十歳の皆さんの前途に幸いあれと、心から祈ります。おめでとう、そして、頑張ってください。

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