熱闘!本庄第一高校野球部レポート(平成20年9月1日号)

7月24日、地方大会決勝戦の前日、野球部員の練習が行われている旭のグラウンドへ激励に駆けつける。「決勝戦は必ず勝てる。そう信じてのびのびやってください」 決勝戦当日、公務のため大宮球場には行けず、テレビで応援。上尾高校もさすが古豪、最後まで食い下がる。優勝決定の瞬間、涙が出る。さっそく新聞社から届いた大きな垂れ幕を職員が飾り、見ていた市民から「うれしいねえ」の声。夜、優勝パレードと市役所ホールにて市民への報告会。
7月30日、本庄早稲田駅前での壮行会。野球部の出発に際し大勢の市民が集合。主将の氏原君「本庄の名前を高めてきます」との堂々たる挨拶。駅長のお計らいがありホームで見送れた。
8月5日、甲子園での第一試合に遅れて駆けつける。暑く熱い甲子園。バスや新幹線で来た大勢の市民と一緒に、かち割り氷を片手にメガホンを鳴らして応援。選手を陰で支えてきた寮母の金井さん「息子が出ている気持ち」。出場を機にナインのユニフォームも「本庄一高」と新調され、本庄の名が全国に。試合はリードしていたものの途中で追いつかれ4対4。9回裏、奥田君低めのボールを打った、センターフライかと一瞬アルプススタンドは静まるも、球はグングン伸びてゆき、劇的なサヨナラホームラン。大歓声。
8月11日、第二試合にも駆けつける。何度か得点のチャンスあり。5回裏には満塁。しかしそのつど機を逃す。以降局面は相手のチャンス、こちらのピンチに。三塁側から聞こえてくる相手のねぶた祭り調の応援「ラッセラー」がやけに耳に障る。ミスも重なり失点相次ぎ、残念ながら敗退。「皆さまに大変お世話になりました」と第一高校山口理事長。
8月12日、野球部が本庄帰着。駅で出迎え。「甲子園の素晴らしさと、甲子園の怖さの両方を体験できました」と須長監督。
地元初の甲子園出場はまさに壮挙。しかも今回初出場で2回戦まで行けたのは本庄第一高校だけでした。来年以降の活躍も大いに期待できると確信します。この夏、市民に大きな感動を与えてくれた監督をはじめ野球部のみなさん、そして熱く応援された市民の皆さま方、本当にありがとうございました。
更新日:2020年10月01日