4年ぶりの「ふれ愛あい祭まつり」 (令和4年11月1日号)

更新日:2022年11月01日

今年の秋は、これまでコロナ禍で中断していたさまざまな行事、イベント、各種事業が昨年にも増して全国的に再開され始めました。本庄市でも各地域の伝統行事をはじめ、スポーツ、文化芸術、産業、まちづくり等の各イベント、生涯学習、福祉、人権啓発等の講演会、また、防災、防犯、交通安全等の諸事業、そして運動会などの各学校行事が、規模を縮小しながらも再開され、また、新たに始まったものもあります。改めて人と人とのつながりや、コミュニケーションの大切さ、そして何より市民の力、本庄市の力を、私自身実感しているこの秋です。主催・運営・支援者の皆さまに心から敬意と感謝を申し上げます。
「ふれ愛祭」の再開もうれしいニュースのひとつです。このイベントは、市内各福祉施設や支援団体、行政、各機関のブースが出展し、本庄市の福祉の向上と共生社会の実現を目指して開かれるものです。歴史は古く、記録によれば平成14年に市役所を会場として始まりました。私が記憶しているのは、市役所の駐車場で夏の暑い時期に開催されていた頃のことです。障害者施設関係者、利用者、ご家族の皆さまが一緒になって、訪れた市民に手作りのバザーの品をPRしようと、懸命に声をからしていたことを覚えております。
ふれ愛祭は、やがて秋に開催されるようになり、場所も本庄総合公園内にあるカミケンシルクドーム周辺へと移動しました。参加団体も大変増え、民生委員の皆さまによるバザーをはじめ、各団体や施設がそれぞれ趣向を凝らした運営をされ、それが人気を呼び、シルクドーム(当時)横のプロムナードが人込みで歩けないほどの来場者でにぎわったときもありました。
それが、令和元年は台風で中止、そしてその後、世の中がコロナ禍に見舞われ、一昨年昨年と続けて、他のイベント同様に中止を余儀なくされました。ですから、今年の再開は実に4年ぶりです。
ふれ愛祭実行委員会の皆さま、来場された皆さまのマスク越しの笑顔。障害の有無、また、老若に関係なく、みんなで力を合わせて、ともに良い時間と空間をつくろうという、大きなうねりを感じるすばらしいイベントの再開となりました。関係者の皆さま、ありがとうございました。

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