「観光協会長への就任について」 (平成27年6月分)

更新日:2020年10月01日

 みなさんおはようございます。6月1日になりました。まずは昨日、市民活動交流センター「はにぽんプラザ」のオープンに際しお手伝いいただいたみなさんお疲れ様でした。ありがとうございました。
 それでは今月の月いちメッセージをお送りします。
 このたび、5月26日に開催された本庄市観光協会総会において、私は新たに観光協会長に就任いたしましたので、みなさんにお伝えいたします。これまで観光協会長は本庄商工会議所の高橋名誉会頭が、商工会議所会頭在任中からおつとめいただき、市長は観光協会の顧問という立場でした。
 今回の観光協会長就任については、私が諸般の事情を鑑みて、自らの考えを高橋会長にご相談し、会長から理事会、総会に諮っていただき、実現したという経緯があります。観光協会長の市長兼任については自治体によって兼任のところもあればそうでないところもあり、事情はさまざまです。なぜいま、本庄市において市長が兼任するべきなのか。その理由を、これまで協会の理事会、総会において関係者のみなさんにお伝えをし、ご理解をいただいてきましたが、職員のみなさんにも、以下お伝えしたいと思います。
 まず、本庄市も合併して10年。市を代表する施設が完成しつつあります。冒頭でお話しした「はにぽんプラザ」は、山車もおける多目的ホールと観光案内のスペースも備えている施設ですが、本日から開館します。新しい塙保己一記念館が併設される総合支所複合施設「アスピアこだま」のオープンも間もなくです。
 また、市では富岡製糸場などの世界文化遺産とつながる絹産業遺産である、競進社模範蚕室周辺と旧本庄商業銀行煉瓦倉庫の整備を進めていきます。
 さらに、この度工場見学コースに加え、水のミュージアムを併設したナックのクリクラ工場が完成しました。赤城乳業の本庄千本桜5S工場や、今後上里サービスエリア付近に完成予定のシェリエの工場兼ショッピングモールなどと連携することで、当地に産業観光の大きな拠点が誕生します。
 そして、合併後10年を経て、市民と行政の協働による、あるいは市民独自の本庄市を盛り上げるさまざまな動きが起きております。毎年多くの団体や企業が、公園や花の名所を活用して新しいイベントを開催するようになりました。B級グルメの「つみっこ」や、マスコットキャラクター「はにぽん」も、市民の手で育ちつつあります。フィルムコミッションやまちの駅ネットワーク本庄など、新しい組織も旺盛に活動しています。このように市民の力が大いに発揮されるまちに、今や本庄市はなりつつあります。
  今こそこのような地域資源を、市民のみなさんと共に内外に向けてさらに大きくPR、売り込んで行くことができる、そんな好機が本庄市には来ているし、ぜひそうすべきでしょう。市では今年を観光元年と名付け、従来の商工課を商工観光課と名称変更し、観光政策に積極的に取り込む方針を打ち出しました。先日私は台湾を訪問し、政府の観光局の関係職員と懇談しましたが、海外からの観光客誘致についての調査研究も今後進めて行きたいと考えております。
 以上申し述べてきたように、今後とも市の観光政策を充実・発展させていくためには、この際市長が観光協会長の任に就くことが必要と判断しました。そこで今般、会長就任を自ら願い出、総会において満場一致にてご承認いただいたという次第です。
 なお、就任に当たっての挨拶のなかで、今後掲げるべき方針として、一つ、信頼される観光政策。二つ、公正な観光政策。三つ、実行力ある観光政策を掲げ、そして観光政策は市民のみなさんが主人公であり、全員参加の観光政策を進めたいと総会で申し上げました。具体的な施策については、今後事務局、そして市民のみなさんと共にプランを練り、充実発展させていきたいと考えております。
 職員のみなさんには、これまでも本庄市における観光政策の重要性については、話をしてまいりましたが、今回の会長就任に伴い、改めて本庄市の名を内外に高め、実りある効果を生み出せるよう努めてまいりたいと決意しておりますので、みなさんのご支援とご理解をよろしくお願いいたします。
 以上で今月の月いちメッセージを終わります。暑くなってきましたが、どうぞ体調には十分気を付けてみなさんお仕事頑張ってください。

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