第10次本庄市交通安全計画について (平成28年11月分)

更新日:2020年10月01日

 みなさんおはようございます。11月1日今月の月いちメッセージをお送りします。
 まずは先月までのはにぽんへのみなさんのご支援に感謝します。11月5日、6日は松山で決選投票となります。最後までの応援をよろしくお願いいたします。
 さて、11月は来年度の新規職員の採用試験において、いよいよ最終の面接試験が行われる時期です。私自身、市長として面接試験に臨むようになって今度ですでに12回目、合併後11回目を迎えます。
 先日、毎年恒例の政策立案研修で、若手職員と懇談会を行いました。今年は平成22年度入庁のみなさんと懇談しましたが、みなさんに採用試験の面接時のことをどのように記憶しているか尋ねたところ、大変緊張していたのをよく覚えているとのことでした。
 試験の時は受かるか落ちるか分からない中で大変なプレッシャーがあったと思います。ですから、めでたく合格したときの喜びはひとしおのものがあったでしょう。そして迎えた4月1日。初めて登庁した日のことも、おそらく試験の時とは異なった緊張感と共に覚えているかと思います。
 私は職員の経験がないのでみなさんと同じとは言えませんが、やはり議員に初当選した時や市長に初当選した時、そして当選証書をいただいたときや初めての登庁日のことは鮮明に覚えております。初心忘るべからずということわざがあります。
 私も自分の仕事や立場に、時に慣れが生じて怠惰な気持ちになったりしますが、やはり自分の原点であるあの日のことを思い出し、気持ちを切り替えて頑張っています。これはみなさんも同じでしょう。
 毎年4月の新入職員の入庁式で、私がいつも印象深く感じるのは、辞令交付の後行われる服務の宣誓です。地方公務員法には、服務の根本基準として「全ての職員は、全体の奉仕者として公共の利益のために勤務し、かつ、職務の遂行に当たっては、全力を挙げてこれに専念しなければならない」とあり、宣誓はこの自覚を促す行為ですが、私自身もこの宣誓を聞くと身の引き締まる思いになります。
 ここまでが今日のお話の前置きです。さて現在、市では第10次本庄市交通安全計画を策定中です。先日も交通安全対策会議において、活発な意見交換がなされました。近年では車や自転車の運転中にスマホを使っていて事故が起きるケースが大きな問題になっています。これは歩行者も同じで、歩きながらのスマホの使用も同様に問題となっています。
 このように、交通環境をめぐる課題は年々変化しているということを強く感じました。そこでこの新たな交通安全計画を策定するに当たって、改めてみなさんにお伝えしたいのは、我々自身「全体の奉仕者」として、今後とも特に交通違反には気を付けて行きましょう、ということです。
 「全体の奉仕者」ということは、法律上の義務だけでなく、倫理上の義務もあるということです。法律等に違反する「違法行為」のほかに「非行行為」、二つ併せて「非違行為」といいますが、非違行為の中でも特に交通違反については年々ペナルティが厳しくなっています。事故が絡むケースでは、それが公務であるかないかに関わらず、人を死亡させた場合や重篤な傷害を負わせた場合、免職や停職などの厳しい処分となります。
 この「交通事故」というのは実にくせものです。多くの場合は本人が意図して行っていない過失によるものですが、それでも状況によっては公務員としての身分を失ってしまうこともあるという厳しい現実、しかも本人だけでなく本庄市役所職員ひいては公務員全般の信用失墜という結果を引き起こす場合もある、ということを改めて認識しましょう。
 私自身も自分自身の判断がだんだん鈍っているにも関わらず、車の運転を惰性でこなしているのではないか、ということを先般の交通安全対策会議で改めて感じました。ヒヤリハットの法則を思い起こし、一歩外に出たら常に危険と隣り合わせという緊張感を持って運転を心掛けたいものです。これは自転車や徒歩の場合も同様です。
 以上、職務上だけでなく身分上の義務を自覚しつつ、日々交通安全を心掛けていくことを、改めてみなさんと共に誓い、以上で今月の月いちメッセージを終了いたします。寒くなってまいります。体に気を付けて頑張ってまいりましょう。

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