職員提案制度のさらなる充実を(平成18年5月分)

更新日:2020年10月01日

おはようございます。5月1日の月いちメッセージをお送りします。
先日、平成17年度の職員提案の中から採用となった提案が決裁であがってきました。提案件数は17件。うち採用となったものが4件、一部採用が2件、継続検討が4件、おしくも不採用になったのが7件でした。内容については後日発表させていただきます。
昨年度1年間、特に私が昨年7月に旧の本庄市長に就任して職員提案制度の更なる充実を呼びかけて以降、多くの提案が皆さま方より寄せられ、心から感謝しております。
職員提案制度に応募された案は、まず企画課が私にメールで送ってくれますので、どのような提案がきたか、すぐに分かるようになっています。事務改善の効率化をはかるための非常に具体的な提案から、ちょっと実現は困難かもしれないけれど、大変面白い、やわらかい頭でなければ考えつかないようなユニークな提案まで、さまざまです。私に送られたあと、行財政事務改善委員会において審査されることになっています。
実は市長の私は審査員に入っていません。おそらく私だと提案されたもの全てを「やってみたい、やろうやろう」と言ってしまうから、あえて外されているのだと自分で勝手に解釈しておりますが、それは冗談としても、実際審査は公正中立にあらゆる角度から大変厳しく行われております。ですから審査を通った提案というのは、アイディアとして多くの人が納得できるものであろうと思います。そしてまた、審査を通らなかった提案も、これはこれで大変貴重なものであると私は思っています。
私は先日、17年度、これは旧本庄市時代のも含めてですが、出された提案をあらためて読み直してみました。皆さまが普段の仕事の中から気付いた事務改善、また市民に信頼される公正で実行力ある市役所づくりのための方策、これはじっくり練って出したなと思われるもの、これはひらめきで出したなと思われるもの、など、さまざまでした。どのような形であれ、市役所を良くしよう、本庄市を良くしようと思って出されるアイディアは、その実現性において優劣があっても、提案しようと思う動機において優劣はないと私は思っております。中には、今はダメだけれど、何年後かに実現性が出てくるかもしれない、その時までとっておきたいな、と思われるものもありました。不採用になったからといって簡単にボツにしてしまって良いのだろうか、と感じました。また、採用となった提案をしてくれた職員の方への顕彰の仕方も考えたいし、採用にならなくともせっかく提案してくれた職員のためにも、このアイディアを何らかの形で残しておかねば、とも感じました。
すでに18年度の提案受付も始まっていますが、第一線にいる職員の皆さま方からの事務改善、まちづくりの提案は行政進展のため、今後是非とも必要なものです。今まで提案してくれた方にはさらにまた出してみようという気が起きるよう、そして今まで一度も提案されていない方、特にこれからは旧児玉町の職員の方々も一緒になったわけですから、ぜひ提案してみようというやる気が起きるよう、私としてはこの職員提案制度をさらにさらに充実させていきたいと考えています。そこで助役、企画財政部長と相談し、提案全てについて、名前は伏せた上で提案内容や審査過程を公開すること、そして顕彰の仕方も工夫をすること、などを検討中です。18年度も多くの皆さま方からの勇気ある積極的な提案を心からお待ちしております。
本日の月いちメッセージは以上です。今月もお仕事頑張ってください。

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