挨拶、対応、笑顔の本庄市を目指して(平成18年6月分)

更新日:2020年10月01日

おはようございます。6月1日の月いちメッセージをお送りします。
先月の月いちメッセージで職員提案制度の更なる充実について呼びかけたところ、ある職員の方からご意見をいただきました。それは、問題点解決のための提案をする場合、特に自分の所属する課の仕事に関わる課題やその解決のためのアイデアについて、果たして提案制度に出してよいのかどうか迷ってしまう、との意見でした。なるほど組織の一員としてもっともな悩みであると思います。自分が所属するところの課題は、直属の上司に話して内部で解決すべきであって、提案制度などに出しては組織を無視していると思われるのではないか、という気持ちは、これは組織人として普通の感覚であります。おそらく多くの方が同じようなことを感じているかも知れません。この方の疑問に答えようと、色々考えて見ました。私の結論を言えば、それを提案することで広く市役所全体の利益になるものや市民サービスの向上につながるものであるならば、自分の所属する課の仕事に関する課題やその解決に向けたアイデアであってもかまわない、ということです。また、部下が提案を出したからといってそれが上司の監督がよろしくないとか、そういった悪い評価につながるものではない、ということも申し添えておきます。もちろん普段の仕事の流れから言えば、起案したものを上司の決裁をへて順次上にあげてゆくのがルールであります。そのことを大前提に、しかし、組織の枠を超えた発想で、市役所全体を考える視点で職員の方が物申すことも、時にあってよいと思います。この提案制度の充実は、一にも二にも市役所の活性化こそ目的にしているのでありますから、もしも不都合な点が出てくれば、またその時点で変えればよい、そのようなことを前提に、改めてこの職員提案制度については、自由闊達な意見具申の場として活用していただきたいし、上司の皆さまもそういうルールでやってみるということでどうかご了解いただきたくお願いします。
さて市役所の活性化をはかるためということで、今朝は一つの提案をさせていただきます。それは、親切な応対と明るい挨拶、そして笑顔、であります。当たり前のことですが、もう一度その意義を考えてみたいのであります。人間誰しも親切な応対をされると気持ちが良いものです。市役所にお越しになる市民は、明るい気分の方ばかりでなく悩みを抱えている方も実に多いと思います。さらに、役職などがあってしょっちゅうお越しになる方は一部であり、多くは市役所を訪れるのは年に何回しか、あるいは何年に一度だけという方々であります。であれば、年に何度も行かない市役所に来て見知らぬ職員から笑顔で挨拶されたり、親切に応対されたらどう感じるでしょうか。逆に、不快な思いをしたらどうなるでしょうか。私たちにとっては毎日通う市役所でも、ほとんどの市民にとって未知なる世界なのであり、市役所に行ってどうだったかというのは、その方にとって大きな印象に残ることなのであります。だからこそ市民の方への職員の応対というのは、市役所の評価に即つながることであるということを、改めて自覚したいと思います。そこで、市民の窓口になっている課の方々ばかりでなく、どの部、課に所属する職員の方でも、フロアーや階段で見知らぬ市民とすれ違う際には、笑顔で挨拶、親切な応対を心がけていただきたくお願いします。今までもそうやってこられた職員の方も大勢いると思いますが、もう一度心がけてみてください。私も率先してやります。無理に声を大きくする必要はありません。相手にこちらの好意が伝わるよう、まずはこちらから市民に好意を持って接しましょう。その積み重ねが、お金をかけずとも明るく活性化された市役所づくり、ひいてはまちづくりにつながってゆくと確信して止みません。
今日から軽装励行、クールビズの季節です。服装もさわやか、挨拶、応対、笑顔もさわやかな本庄市役所を目指して頑張って参りましょう。
本日の月いちメッセージは以上です。今月もお仕事頑張ってください。

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