まちづくり活動への参加と応援を(平成20年8月分)

更新日:2020年10月01日

おはようございます。8月1日、今月の月いちメッセージをお送りいたします。
私はまず、ただいま開催中のインターハイに携わっているみなさんに、大変暑い中お疲れさまですと感謝を申し上げます。3日の閉会式までどうぞ万全を期して頑張ってください。また7月中には、夏祭りに多くの方々にお手伝いいただきました。これまた感謝申し上げます。
さて、この夏、本庄市はスポーツの分野で大変元気になってきました。インターハイ出場をはじめ、高校生ばかりか中学生、また小学生も全国で活躍しております。詳しくは広報ほんじょう8月号の市長コラムをご覧ください。そして何より特筆すべきは、本庄市始まって以来の甲子園出場を本庄第一高校が決めてくれたことでしょう。25日晩に、市役所市民ホールで行われた報告会、また30日に本庄早稲田駅で行われた出発式、それぞれ大勢の市民が集まり熱い声援を送ってくださいました。これは本庄市にとって非常に明るいニュースです。全国に本庄をPRできる大きな機会と捕らえ、ぜひとも市民挙げて応援したいと思います。
本庄が元気になってきたことの二つ目の話題に移ります。それは近年、市民によるさまざまなまちづくり活動が活発になってきたことであります。私は去る7月13日に、早稲田大学の本部キャンパスで行われた早稲田メイヤーズ会議というシンポジウムに参加し、「地域資源を活(い)かした協働のまちづくり」と題して、本庄市民のまちづくり活動について、発表する機会に恵まれました。
実は、その準備作業を通じて、多くの市民団体またグループが、現在市内でさまざまなまちづくり活動を行っていることを、私自身改めて認識させられたのであります。
例えば、市街地の活性化については、今までも商店街、本庄商工会議所、児玉商工会の各青年部、北口まちづくり推進の会などが携わっていますが、その他にも近年、まちの駅や本庄まちネットなど、それぞれ地域を元気にするためのユニークな活動を行っているグループが発展しつつあります。解体中の富士機工の赤レンガも、こういった団体の協力があって一部保存されています。
農村や山村にも元気な団体が活躍中で、例えば小和瀬では農家や地権者はもちろん、ボランティアで集まった方々も含め、80人ほどの協議会が立ち上がり、集団で遊休農地の解消作業を行い、開墾したところを新規の農業経営者に貸すなどさまざまな活動を行っております。山村についても、例えば東小平では「東小平ネットワーク」という村づくりの団体が、「あじさいの小路」の整備をはじめ、これまたさまざまな活動を20年にわたって行っております。
さらに映像、あるいは環境に関する市民参加の取り組みや、福祉では「本庄びすけっと」「本庄子育てネット」というボランティアサークル、これらのグループは子どもの育て方に悩みを持つ母親の相談にのり、また絵本の読み聞かせや、さらに進んで中学生・高校生に乳幼児の世話を体験してもらうといった事業を行っております。
これら自発的に行われている市民活動は、これまで行政が行ってきたさまざまな市民サービスを補完し、あるいは行政では困難な分野を市民が担うという、「協働のまちづくり」の良き事例であります。何より参加する一人ひとりが満足感や達成感を得られていることがすばらしいと思います。
そして実はこのような団体は、行政と全く関わりがないかと言えば決してそうではなく、むしろ行政とさまざまな面で良き連携をとっており、そこに多くの市職員の努力があることが多いのです。私は今後協働のまちづくりを推し進めるには、そのような積極的にまちづくりの団体やグループに参加したり、また応援したりする行政職員の存在が必要不可欠であると感じております。これは新しい団体だけでなく、自治会やPTAあるいはスポーツ団体や文化団体など、さまざまな既存の市民活動においても同じことが言えます。
そこで職員のみなさんには、本庄を元気にするために、自分達の存在が、頑張っている市民に安心感を与えているのだという自覚を持って、これまで以上に、それぞれがさまざまな市民活動に参加し、またはそれぞれの状況に応じた応援を行うことを、心がけていただきたいということをお願いいたします。
本庄を元気にするということで最後にもう一つ、これは気楽に考えていただきたいお願いです。実は本庄商工会議所青年部の方から、息子さんが音楽をやっており、本庄を応援するための曲を作ったので、市長に作詞をお願いしたいとCDを届けてくださいました。市民の中にこのような熱い思いを持っている高校生がいることに感動しつつ、さて、詩心のない自分が果たして作詞なぞできるのか非常にうれしい反面不安もあります。そこでみなさんにお願いなのですが、バンドをやっていたり、音楽に興味があったり、また作詞に興味がある方で、私にお手伝いしてくださる方はいないでしょうか。自薦、他薦を問わず、どのような形であれ、申し出、情報提供をお待ちしております。なお、曲だけ聴きたいという方もどうぞ市長までお申し出ください。ポップス調の明るい曲です。本庄を元気にする活動ですので、ご協力よろしくお願いいたします。
今月の月いちメッセージは以上です。今月もお仕事頑張ってください。

この記事に関するお問い合わせ先

企画財政部秘書課秘書係
〒367-8501
埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
電話:0495-25-1154
ファックス:0495-21-8499
メールでのお問い合わせはこちら