「本庄早稲田の杜まちびらき」(平成22年11月分)

更新日:2020年10月01日

おはようございます。11月1日、今月の月いちメッセージをお送りします。
去る10月24日の「本庄早稲田の杜まちびらき」については、多くの職員のみなさんにお手伝いいただき、本当にありがとうございました。当日は上田県知事、池口国土交通副大臣、白井早稲田大学総長をはじめ数多くのご来賓の皆さまにご出席いただき、内外に向け力強く本庄市の新しいまちづくりの出発を宣言することが出来ました。
これもひとえに、地権者、事業者である都市再生機構、そして国、県、早稲田大学などの関係機関、また、議会をはじめ多くの市民の皆さまのご理解とご支援、ご協力とご尽力のおかげですが、本事業には過去から数多くの市職員が携わり、また理解と協力、そして温かく見守っていただいたことも忘れてはならないと思います。
ある職員OBの方が、当日、式典を遠巻きに眺め、くす玉割りの時に思わず熱いものが込み上げてきた、と私に話してくださいました。私はあらためて、本事業の礎を築いてきた方々も含めて、ここに全ての市職員のみなさんに対して、心より感謝申し上げるしだいです。
今後、本庄早稲田駅周辺では「本庄早稲田の杜づくり」と称し、交通の利便性をいかした「新たな顔としてのまちづくり」、周辺の田園風景をいかした「豊かな自然環境と調和したまちづくり」、そして安全で安心な生活空間を目指す「ユニバーサルデザインのまちづくり」、の3つのコンセプトを掲げて、まちづくりの取り組みが始まります。
歴史をひもとけば、本事業は都市再生機構における最後のニュータウン型の土地区画整理事業です。最後の事業であるがゆえに、むしろプラス思考で、新しい時代をリードする、まちづくりのモデルにしようと私は唱え続けてまいりました。それは右肩上がりでない時代にあって、参加者みんなが知恵を出し、汗を流す、フロンティア精神、魂のこもった新しい都市の創造です。
課題もまだまだたくさんありますが、幸いにしてこれまで、本事業地内においては、多くの皆さまのご協力により、株式会社カインズの本社の誘致も決定し、地権者の皆さまも土地活用にむけて頑張っており、また保留地の第一期の公売も順調に完了するなどの具体的な実現を見ているところです。
今回のまちびらきを機に、今後ともこうした地元における取り組みを全国に発信し、優良企業のさらなる誘致や、また早稲田大学との協働連携をより一層進め、交流人口また定住人口の増加を促し、一歩一歩、着実にまちづくりを推進していかねばなりません。
私はこの「本庄早稲田の杜」という言葉に象徴されるように、ここに集う企業や、教育研究機関、そして訪れる、また生活する人々が、お互い知恵を出し一致協力し、あたかも植樹された多くの木々がそれぞれ、根を張り天高く伸び、一体として大きな杜を作るが如く、孫子の代まで引き継がれる環境共生都市を目指し、関係する全ての皆さま方と共に、今後ともまちづくりに魂をこめて、全力を傾ける所存です。
これからがスタートであります。どうぞ職員のみなさんには、本事業は本庄市全体の底上げを図る事業として、その推進に引き続きご理解とご協力をいただきたくお願いします。
今月は本庄まつり、こだま秋まつり、とイベントが続きます。お手伝いいただく方はよろしくお願いいたします。また新しい本庄市のマスコット「はにぽん」も誕生しました。県のコバトン同様、さまざまな場面で活用していただきたいと思います。
それでは、以上で月いちメッセージを終了といたします。寒くなりますが風邪など引かれないよう、お元気でお仕事頑張ってください。

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