本庄地域発の映画「JAZZ 爺 MEN」(平成23年5月分)

更新日:2020年10月01日

おはようございます。連休も終わりました。震災対応や年度替わりの疲れがたまっていたみなさん、リフレッシュできたでしょうか。今月の月いちメッセージをお送りします。
大震災から60日となりました。被災地では今なお行方不明者の捜索が続く中、復興に向けた営みが始まっています。また、福島第一原発の事故現場では、決死の作業が今この時も続けられています。
このような中、全国的には震災直後の自粛ムードも一段落し、むしろ最近では消費活動を活発にして経済を回し、国民が元気を出して東北地方を応援しようというムードに変わってきました。余震も原発事故もまだまだ予断を許しませんが、引き続き節電に努めつつ、通常の生活を送り、スポーツや娯楽、旅行や買い物、食事や懇親会など、家族や職場や友人と楽しむことを増やし、そしてその際には東北の物産を消費することを心がけることで、直接的間接的に東北地方を応援していきましょう。
さて、みなさんは映画「JAZZ 爺 MEN」をもうご覧になったでしょうか。ウニクス上里での上映も当初は4月29日までということでしたが、その後5月13日まで延長(5月20日まで再延長)されることになりました。今日を含めまだ5日あります。夜7時からの上映もありますので、まだご覧になっていない方はぜひ足を運んでいただければとご案内申し上げます。
すでにご覧になったみなさんは、どのような感想を持たれたでしょうか。私は試写会を含めて計3回ほど見ましたが、笑いあり涙ありの、誰でも親しめる作品でした。この映画は本庄市と児玉郡の風景や街並みが随所に出ており、確かに地域映画、ご当地PR映画であることは間違いありませんが、それだけにとどまらないものを持っていると思います。映画に造詣が深いわけでもない私の感想ではありますが、脚本、キャスト、映像の撮り方など、どれをとっても単なる地域映画の枠を超え、エンターテイメントとして質の高い作品に仕上がっています。そして夫婦愛といった「人の絆」や「まちおこしとは一体何であるか」というテーマが作品全体を貫いており、なかなか味わい深い内容にもなっていると思います。
大震災により、一時は上映も危ぶまれましたが、その後実施できて本当に良かったですし、私はこれならば全国に胸を張って発信できる映画であると確信を持ちました。
そこで1日には、埼玉スタジアムで開催されたB級グルメ大会に、映画のチラシ1万枚を用意し、参加したつみっこ研究会、映画関係者、市職員のみんなで来場者に配布し、私も県内各市町の物産販売の出店を回り、それぞれの市町の行政、観光協会や商工団体の方々にPRしてきました。
さらに7日から始まる川越のウニクス南古谷での上映に合わせて、前日の6日に埼玉県庁に出向き、半日かけて知事、副知事を始め、各部長級の方々の部屋を訪問し、それぞれの部局で職員のみなさんにぜひPRをということで、やはりチラシを2000枚ほど配ってきました。部長の中にはすぐに出先機関にまで宣伝をしてくれた人もいました。
全国に向けたPRも始まっています。監督やキャストのみなさんによるPRは力強いものがあります。また、先月21日には、田雑副市長が本庄商工会議所のみなさんと日本商工会議所へ出向き、集まった全国各地の商工会議所関係者にPRしてきました。
低予算で制作した映画なので宣伝費もままならず、大手配給会社による全国ロードショーは難しいところですが、内容は胸を張ってお薦めできるので、まずは少しずつ上映を重ね、評判を積み上げ、いずれは都内映画館で人気を博し、やがては東北地方の被災地を始め全国各地いや海外でも上映できるように、希望を持ってこの映画を広めていければと思います。
そのためにも今上映されている映画館でどれだけの方にご覧いただけるかが大事です。そこで再度のお願いですが、まだご覧になっていないあるいはもう一回観ても良いかなと考えているみなさん、本庄市のため、そして日本を元気に、何より自分自身を元気にするためにも、ぜひご家族ご友人お誘いあわせのうえご覧いただきますようよろしくお願い致します。
最後になりますが、本庄市は県内でもトップを切ってクールビスを導入しました。朝晩はまだ寒い日も多いと思いますので、体調には充分気を付けてがんばってください。

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