全国一と評価された本市のシティプロモーション(令和7年5月1日)

更新日:2025年05月02日

おはようございます。5月1日になりました。月いちメッセージをお送りします。先月24日発表された「令和7年全国広報コンクール」において、本市はトップの内閣総理大臣賞と総務大臣賞を受賞しました。
このコンクールは毎年、公益社団法人日本広報協会が主催し、地方自治体等の優れた広報活動を表彰するものです。本市のエントリー内容は埼玉県の予選を通過し全国に推薦された18点のうちの一つで、全国からの応募総数は448点。その中でのトップは快挙と言って良いでしょう。
内閣総理大臣賞に輝いた「広報企画」のエントリーのタイトルは「~まちの『ファン』である関係人口をまちの『推し』へ~まちの当事者を増やして、持続的な発展を目指す本庄市シティプロモーション事業」でした。
ちょっと題名の長いこの事業は、人口減少下において、単に外からの移住者を増やすだけではなく、市民、そして本市に関わる皆さんがまちの魅力を再発見し、まちへの愛着を高め、「住みたい、住み続けたい、関わりたい」、本市のファンとなる、つまり本庄市が自分たちの「推し」となることを目的とするものです。このプロセスが、その後の本市のブランドメッセージ「どこにでも行けるけど、ここにいたい。本庄」の誕生につながった経緯を紹介し、あわせてこれからの可能性を発表しました。この事業は前年度、同じコンクールで総務大臣賞に選ばれていましたが、市のブランドメッセージ誕生の過程が高く評価されたと言えるでしょう。
以下、日本広報協会による選定理由の一部を抜粋して朗読します。
〇論理と実践の積み重ねから「まちの当事者を増やす」という目標を見出し、総合的な展開につながっていることが素晴らしい。
〇目標設定の説得力や、継続的な「七高祭」の取組の質を上げ、さらにパワーアップしている点を高く評価する。
〇特に庁内全体で当事者性を持ってもらうため、総合計画に位置付け、シティプロモーション計画を策定し、若手職員によるプロジェクトチームや地域連携などを実現できたことは特筆できる。
〇高校卒業生の参加で、まちの当事者増加という目標を着実にクリアした点や、新たに作成したブランドメッセージ、ロゴのクオリティも素晴らしい。
〇シティプロモーションを地域の力、関与意欲を高める取組として位置づけ、多くの自治体にとって参考となる。
このような第三者からの高い評価をいただき、本当に良かったと感じました。
また内閣総理大臣賞と共に受賞した総務大臣賞、これは写真の部での特選で、そのタイトルは「降りしきる雨を吹き飛ばすほどの躍動 本庄祇園まつり  こだま夏まつり」です。これについても日本広報協会の選定理由の一部を朗読します。
〇見開き紙面いっぱいに現場の熱量が伝わってくるダイナミックな作品。
〇エネルギー溢れる人々の歓声や熱量が紙面から押し寄せ、一目見て魅了されてしまった。
〇躍動感あふれる写真を全面に敷き詰め、劇画調の加工とデザインを施すことで、印象的なページに仕上がっている。
〇難しい雨天時の撮影でも、バリエーション豊かにシャッターチャンスをしっかりつかみ、街の人々を主人公にしたストーリーを見事に作り上げ、大胆なレイアウトにより、まるで祭りの中に放り込まれたような臨場感が生まれている。
このように絶賛されました。
さて、広報コンクール結果公表の翌日、先月25日には、2024シティプロモーションアワード授賞式が都内代々木の日本文化興隆財団で開催され、ここでも本庄市は「金賞」を受賞しました。本市のシティプロモーション事業がダブル受賞したことは特筆すべきです。
改めてこの事業に関わってくれた全ての皆さんに御礼申し上げます。私自身もこれは多くの職員、市民のご理解とご協力無くして出来ないと当初から感じていました。担当の広報課もその意を体して動き、その後、プロジェクトチームの若手職員や公募の皆さんが市内に出向き、市民の皆さまの本庄市への思いを直接伺い、議会や各種団体のご支援をいただきつつ、本庄市の良いところについて皆で丁寧に議論を積み上げたことを思い出します。
その後、多くの皆さまからお寄せいただいた157のブランドメッセージ案を4つに絞り、これをWeb投票だけでなく、例えば教育委員会の協力で各小中学校でも投票を行い、またスーパー、駅前、さらにお祭り当日に街角に職員が出向いて、道行く市民にシール投票を促すなど、汗をかいてくれました。そのプロセスは多くの市民に好意をもって受け止められたと思います。
「どこにでも行けるけど、ここにいたい。本庄」、良いメッセージだと感じます。改めて携わった全ての方々に心から感謝し、今後これを様々な場面で市民の皆さまに使っていただき、本庄市への愛着と誇りの更なる醸成を図ってまいりたく存じます。
以上で月いちメッセージを終わります。皆さんにとって充実した連休になることを祈っております。

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