定住自立圏構想

更新日:2022年04月01日

 本庄市では、平成22年より美里町、神川町、上里町と相互に連携、役割分担をし、必要な生活機能の維持、強化を図るため、本庄地域定住自立圏を形成しています。

定住自立圏とは

 定住自立圏とは、総務省が推進している定住自立圏構想に基づき、日常生活圏等で関わりの深い市町が「中心市」「近隣市町村」として、相互に役割分担、連携し、今後の人口減少社会の到来に対応し都市機能の維持を図るため、市町間で定住自立圏形成協定を締結し、圏域を形成するものです。

 定住自立圏を形成するうえで必要な手続きは、下記の3つとなります。

  1. 中心市宣言
  2. 定住自立圏形成協定の締結
  3. 定住自立圏共生ビジョンの策定
定住自立圏構想の概要図

1.中心市宣言

 中心市宣言は、総務省が制定した定住自立圏構想推進要綱に基づき、周辺市町村と地域全体における定住のために連携しようとする中心市(注釈1)が、地域に必要な生活機能の確保等において中心的な役割を担う意志を有すること等を明らかにするために行うものです。

 本庄市では、近接した美里町、神川町、上里町と定住自立圏の形成に向けた協議を進めるにあたり、平成21年9月18日に「中心市宣言」を行いました。

注釈1.中心市は「人口5万人程度以上」で、「昼夜間人口比率が1以上」を満たすことが要件とされており、埼玉県内では、本庄市と秩父市の2市のみが該当しています。

2.定住自立圏形成協定の締結

 定住自立圏形成協定は、中心市宣言を行った中心市と、その周辺にある経済、社会、文化又は住民生活等において中心市と密接な関係を有する市町村が、必要な生活機能の確保に向けて連携して取り組む事項について定める協定で、その締結又は変更にあたって、地方自治法に基づきそれぞれの市町村議会の議決を経たものをいいます。

本庄地域定住自立圏の形成に関する協定書の締結について

 本庄地域定住自立圏においては、平成22年7月2日に本庄地域定住自立圏形成協定合同調印式を開催し、美里町、神川町、上里町とそれぞれ「本庄地域定住自立圏の形成に関する協定書」を締結しました。

市長と関係者3名が手を前に出しお互いの手を重ねあっている合同調印式の様子
合同調印式での関係者たちの集合写真

「本庄地域定住自立圏の形成に関する協定書」は、次の通りです。

本庄地域定住自立圏の形成に関する協定書の一部を変更する協定書の締結について

 新たな分野・施策に連携して取り組むため、1市3町の議会での議決を経て令和2年1月6日、「本庄地域定住自立圏の形成に関する協定書の一部を変更する協定書」を締結しました。

3.定住自立圏共生ビジョンの策定

 定住自立圏共生ビジョンは、中心市宣言を行った市が「定住自立圏形成協定」に基づいて策定するものです。共生ビジョンには、圏域の将来像や形成協定に基づき推進する具体的な取組などを記載します。また、共生ビジョンの策定にあたっては、形成協定に関連する民間や地域の関係者を構成員とする「共生ビジョン懇談会」の検討を経ることとされています。

本庄地域定住自立圏共生ビジョン(令和2年度~令和6年度)を策定しました。

 令和元年度変更を行った本庄地域定住自立圏形成協定書に基づき、令和2年度から令和6年度までの5年間を計画期間とし、新たな事業を追加した共生ビジョンを策定しました。

これまでの本庄地域定住自立圏共生ビジョンについてはコチラをご覧ください。

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埼玉県本庄市本庄3丁目5番3号
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